ま、今に始まったわけじゃない。
ケース交換
3月に、GIRLS und PANZER 最終章 第1巻をAmazon.co.jpで購入したのだが、その際、気になった事が一つあった。
それは、Amazon.co.jp限定特典となる中村 桜氏が出演している総火演の映像特典が収録されたディスクケースを、何を思ったかそのままテープで製品にぐるっと貼り付けて送付してきた事である。
まぁ、なんとぞんざいな扱いとも思ったが、問題はその扱いだけに留まらず、テープを剥がした跡がそのままディスクケースに残り、ディスクケースにはテープの粘着部分がそのまま残ってしまったのである。
この場合、粘着力の弱いすぐに剥がせるテープであっても、配送時には梱包されるので問題は無かっただろうし、どうしてこんなに粘着力の強いテープを使ったのかが疑問にも思えるのだが、梱包時の作業性を上げるために剥がれないテープを使ったという事なのかもしれない。
届いた際、私としては「あー、テープの跡をどうやって処理しようかなぁ」とか自分で処理する事を考えたのだが、世の中そんなに甘くない。
この扱いに対しクレームを入れた人がいたようで、その後Amazon.co.jpからメールが届いた。
以下が、その主要部分である。
Amazon.co.jpのメール
いつもAmazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
このたびは、『【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 (特装限定版) (「中村桜の アヒルさんでも分かる! 総火演の楽しみ方講座」BD付) [Blu-ray]』をご注文いただきありがとうございました。
本商品の一部について、特典を取り外す際にテープ跡が残ってしまう可能性があることがわかりました。
つきましては、このEメールをお受け取りになられたお客様を対象に、ご希望により、特典ディスクケースを別途お届けする手配を進めております。
準備が整い次第、特典ディスクケース別送のお申込み手続きに関する詳細をEメールにてお送りいたしますので、ご案内まで今しばらくお待ちください。(ご案内までに数日程、お時間をいただく場合がございます)
このたびは、お客様にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
ご不明な点は、下記のURLからカスタマーサービスまでお問い合わせください。
https://www.amazon.co.jp/hz/contact-us/foresight/hubgateway
さらにもう一通
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
先日ご連絡いたしましたとおり、以下のご注文商品につき、特典ディスクケースの別送をお申込みいただく手順についてご案内いたします。
【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 (特装限定版) (「中村桜の アヒルさんでも分かる! 総火演の楽しみ方講座」BD付) [Blu-ray]
特典ディスクケースの別送をご希望の場合、大変お手数ではございますが、下記の商品詳細ページより、特典ディスクケースのご注文手続きをお願いいたします。
<特典ディスクケースご注文ページ>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BPR7HCH
特典ディスクケースのご注文方法は、通常のご注文手続きと同様です。特典ディスクケースをカートに入れ「レジに進む」をクリックし、お届け先のご住所をご指定のうえ、ご注文を確定してください。
なお、商品詳細ページでは価格として「1円」が記載されておりますが、これは当サイトの仕様によるもので、注文確定画面での合計金額は「0円」となります。この特典ディスクケースのご注文において、送料含め代金は一切発生いたしませんので、ご安心ください。
誠に勝手ながら、特典ディスクケースのご注文は2018年4月16日までの受付とさせていただきます。 なお、ご注文いただいた特典ディスクケースは、2018年4月18日より順次発送する予定です。
無料配送
このように2通に渡って対応策を連絡してきたワケだが、結果としてこの無料配送を行うコストと、発売前の梱包時に問題が起きないように手配した場合のコストは、果たしてどちらが高かったのだろうか?
近年、配送料は増加を辿る一途だと考えれば、2度も送る事になった方がコストはかかった可能性は高いと思うが、同時に近年では労働力も足りない状況もある。
Amazon.co.jpのように大規模に商品を取り扱う業態の場合、いろんな製品でこのような特典対応を行うのが常となっているので、労働力は常時それなりに確保していると思うが、それであるならばなおのこと、無料配送でディスクケースを別送する方がコストはかかっていると考えられる。
正直、特典を添付する際の方法はちゃんと考えないとコストばかりが嵩んでしまい、ムダな経費ばかりが増える事になるのだな、と改めて感じた。
とりあえず私は別送を頼んだのだが、これを頼まなかった人は果たしてどれぐらいいるのだろうか?
自らテープの粘着力くらい落とせるという人もいるだろうが、そういう人は日頃からそういう環境がある人であり普通の人は手元にテープ剥がし剤などのようなものがなければこの問題を解決するのは難しいと思う。そうなれば、かなりの人が別送を頼んでいるとは思う。
ちなみに私は別送を頼みつつ、会社にある溶剤で粘着部分を落としたので、ディスクケースが1個増えるという状態になった。
どっちにしてもAmazon.co.jpもムダな事をしたな、と思った。
この別送ディスクケースは明日届く予定。
もしこれで空のディスクケースが割れて納品されたなら、またAmazon.co.jpはそれで対応する事になるが…大丈夫だろうか?