プレクラとでも略せばいいのだろうか?
コンパクトな本体
SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)が、1994年に発売したPlayStationのデザインをコンパクトにした「プレイステーション クラシック」を12月3日に発売する。
昨今の復刻機ブームに乗った形ではあるが、20タイトルを収録した製品として9,980円(税別)での発売となるが、発売日となる12月3日はPlayStationの発売日でもあり、クラシック版はオリジナルの24年後に登場する製品となる。
画像を見ればわかるが、外見はオリジナルとほぼ同じで、サイズだけが縦横で45%、体積で80%に小型化している。
もちろん、大きさだけが違うわけではなく、インターフェースも異なっている。イマドキに合わせてHDMI端子を持ち、電源もUSB端子によって供給される。またコントローラーも専用端子で接続されるが、コントローラーは従来機と同じ大きさとなっている。
面白いのは、オリジナルのディスクイジェクトボタンが収録される20タイトルのソフト切り替えボタンとなっている事。中々にして面白いアイディアである。
また、梱包箱もオリジナルの縮小版になっているあたりも、ソニーの拘りを感じる。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=NMeRABGz2ME
名作も収録される
収録される20タイトルの全てが公開されたわけではないが、現時点で判明しているソフトとして、「R4 RIDGE RACER TYPE 4」「JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」「ファイナルファンタジーVII インターナショナル」「ワイルドアームズ」がある。
よくFF7が収録されたな、と思えるのは、やはりソニー社外のタイトルだからだが、それを言えば「R4 RIDGE RACER TYPE 4」も同じである。リッジレーサーの中でもR4は私としても名作だと思っているタイトルだけに、オリジナルのPlayStationを知らない世代からすると、楽しめる製品になっているのではないかと思う。
ソニーの「プレイステーション クラシック」への期待は、かなり高いと言える。
それは放送されるCMにも見て取れる。「1、2、3!」と発売日の数字を繰り返す様は、かつてのオリジナルのPlayStationの発売CMと同じであり、その記憶を呼び起こすCMと言える。懐かしいと思う人も多いのではないだろうか。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=59&v=eU2SSXzH9dc
何はともあれ、発売直後は壮絶な争奪戦になるだろう事は予測できる。
誰でも気軽に買える日が来るのは何時になるだろうか?