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Apple Arcade

遂にAppleまでもがストリーミングゲームに手を出す。

オリジナルで勝負

Appleが25日、新しいサービスを発表した。
従来、Appleの発表会は、そのほとんどが新しいハードウェアの発表会であり、何かサービスが始まるとしても、それを利用するために新ハードを発表する、というのが常套手段だった。
あの音楽を携帯する事を当たり前にしたiPodですら、iTunes Storeを売りにしたわけではなく、最初はハードウェアたるiPodを前面に押し出していた。
それは、プロダクツとしてAppleは従来モノづくりをまず第一にしてきたという事の表れでもあったが、今回、Appleは遂にハードウェアではなく、サービスを前面に押し出した発表を行った。
それが「Apple TV+」「Apple News+」「Apple Arcade」である。
今回、私が注目したのは「Apple TV+」や「Apple News+」ではなく「Apple Arcade」である。一番堅実な選択肢かもしれない「Apple TV+」も注目に値するサービスだが、今回発表された「Apple Arcade」は基本的にはクラウドゲーミングサービスだが、同じようなクラウドゲーミングサービスの中にあって何が他社と違うのか?
この違いこそが、私が注目すべきポイントである。
そしてその注目すべきポイントというのが、提供されるゲームのほとんどがオリジナル作品になるという部分、そしてその開発出資元としてApple自身も含まれているという事である。

ビジネスモデル

基本的にApple Arcadeで提供されるゲームアプリは、Apple製OSの上で動作するものになる。なので「AppStoreで配布されるゲーム」という印象がついて回るのだが、実際Apple Arcade自体がAppStoreの一つの側面として実装(要するにタブ切り替えみたいな感じ)される予定になっている。
しかし、提供されるプラットフォームは同じでも、ビジネスモデルが全く異なるスタイルになる。
AppStoreは、デベロッパー登録すれば誰でもアプリを作って販売できるマーケットであり、これは自由度が高く、アイテム課金制を主軸としたF2Pモデルが上手く回っているスタイルである。
それに対しApple Arcadeは、Appleと契約を交わしたパブリッシャーのタイトルやAppleが出資して開発したタイトルが並ぶものとなる。つまり、誰でもデベロッパーになれるわけではなく、厳選され、正式にAppleと契約した存在がタイトルを提供出来る場になるワケである。
これは、ゲームデベロッパーが持つ様々なアイディアが、現状のサービスでは市場に馴染まない事で結局開発されないという問題を解決する糸口になる。
というのも、ゲームデベロッパーが持つアイディアをAppleと共にコラボレーションして開発を進めていく事ができるからである。つまり、大きなリスクをゲームデベロッパーだけが背負うのではなく、Appleと共にリスク分散し、制作したタイトルをサブスクリプション限定でユーザーに提供していくわけである。
最近の映像配信サービス事業者が、独自コンテンツを制作し、有料会員限定で配信しているスタイルに近いと言えるかも知れない。

ユーザーサイドとして

Apple Arcadeをユーザーサイドから見てみると、定額で遊び放題という部分に集約される。いわゆる据置タイプのゲーム機と異なり、iPhone、iPad、Mac、Apple TVでのプレイにはなるが、おそらく主戦場はiPhoneやiPadといったモバイル端末になるだろう。
そんなモバイル端末の従来のゲームは、広告や課金によるサービスが一般的だが、それによって無料で遊べるのは良いが、プレイそのものの制限を受けたりする事がある。
これがサブスクリプションの月額制となると、月額費さえ払えば、無制限で遊ぶことができる。これまで単体で数千円を支払っていたゲームを、月額費でプレイする事ができるわけである。
今の所、その月額費がいくらになるのかは公開されていないが、月額500円程度ならとんでもなくリーズナブルなサービスになるだろう事は疑いようがない。
日本のゲームメーカーであるセガやコナミも参加を表明しているようだし、FFシリーズの生みの親と言われている坂口博信氏も参画するようなので、新たな展開を期待したいところである。

他と異なるApple

Google、NVIDIA、そしてMicrosoft、さらには先行してSonyがクラウドゲーミングサービスを開始または表明している中で、今度はAppleが名乗りを上げた。
Appleが他サービスと異なるのは、基本がApple製ハードにある事だが、少なくとも提供されるゲームのクォリティをApple自身が確実に見定める事から、ふざけたサービスにはならない安心感はある。
このAppleの介在が、全てにおいて良い方向に向かうかはわからない。
だが、無法地帯になる事はない事は間違いない。そこにAppleは他サービスと差別化を見るのではないかと思う。
ただ、それでも私はまだ完全なクラウドゲーミングサービスは早いと思っている。
となると、モバイル端末向けにゲームを提供するApple Arcadeは、おそらく一番確実に失敗しないサービスになるような気がしてならない。何故なら、別にストリーミングさせてゲームプレイというわけではないからである。
Appleが提示したApple Arcadeは、あくまでもプラットフォームがApple端末であるだけで、その端末で動作する共通アプリケーションで展開する事を考えている。
通信帯域を常に圧迫するストリーミングによるサービスでない以上、現状の回線網でも十分対応できるサービスである。
その点で、Appleは他より先んじてユーザーを獲得し、次なる一手を広げてくる可能性が高い。おそらく、そんな戦略で今後の未来を描いているのではないだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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