あまり使い所がないなと思っていたら、サブスクリプション期間が終了した。
必要なものなのか?
昨年購入したMacBook Pro 13インチ(Intel版)に、Parallels Desktop 16を入れてWindowsと併用しているという事は、当Blogでも何度か記事にした。
Macの中に仮想Windows10があるというのは、時に不思議な感じもしないでもないが、Windowsとのデータのやり取りをスムーズに行うという点において、実に便利に使えている。
そんなParallels Desktopだが、インストール時にParallels ToolboxというMac用アプリケーションもインストールできたので、使えるのかもしれないと思って入れていたのだが、実際にはほとんど使わずに今まで過ごしてきた。
で、今日Macを立ち上げた際、このParallels Toolboxがサブスクリプションの期限切れになったと通知してきた。
Parallels Desktopは、基本その時のバージョンに限っていえば永久ライセンスのものを使っているので、サブスクリプション対象となるのはこのParallels Toolboxだけになるのだが、こいつの年間契約料を調べて見ると2,300円弱といったところだった。
一度もParallels Toolboxの機能を使っていないので、コイツを契約するのはあまり得策ではないなと思い、削除してよいものかどうかをネットで調べてみた。
すると、やはり使わないからと削除している人がいたようなので、私も削除する事にした。
削除といっても、アプリケーションフォルダの中からParallels Toolbox.appを削除するだけだが、どうも仮想Windows10の中にもParallels Toolsというアプリがあるらしく、そちらも削除対象になるのではないかと考えた。
仮想Windows10を起動し、Windows10の設定→アプリからParallels Toolsを削除したところ、急激に仮想Windows10がもっさりと動くようになり、解像度も自動調整等しなくなった。
どうもWindows10にインストールされているParallels Toolsというアプリケーションが仮想Windows10を最適化しているようで、WindowsにインストールされているParallels Toolsを削除すると実に使いにくい状況となることが判明した。
…必要悪じゃん(爆)
Macのみ削除
というわけで、再び仮想Windows10の上ではParallels Toolsを再インストールする事にした。再インストールそのものは、Mac上のParallels Desktopの処理メニューから「Parallels Toolsの再インストール」という項目をクリックすれば再インストールはされる。
Windows10の上でのParallels Toolsは特にサブスクリプションアプリケーションと認識されていないようなのでインストールさえされていれば利用できるようである。
但し、Windows10を起動した時などにParallels Toolbox(mac)をインストールするよう促される表示が出てくる時はあるようだ。
どちらにしても、mac側のParallels Toolboxのみ削除で、利用する事に特に問題はなさそうなので、しばらくはこの体制で使って行く事にする。
Parallelsの資金源とすれば、Parallels Toolboxのサブスクリプションも重要なのかもしれないが、そもそもそれならParallels Desktopを完全にサブスクリプション化すれば良い話であり、わざわざToolboxを分けてソチラを有料化するというのは、フェアなやり方ではないような気もする。
mac側はなくても問題はないようだが、少なくともWindows側はParallels Toolsがないとパフォーマンスがガタ落ちするのでほぼ必須のような気がする。
M1 Mac
現状、私はIntelコア搭載のMacなのでParallels Desktop 16を利用してWindowsと併用する事が出来ている。
これがM1というApple Silicon搭載のMacだと、現時点ではまだArm版Windows10を実装した形での提供はされていない。
今後、私がもしMacを継続して利用していこうとなると、このArm版Windows10が利用出来るかどうかは一つの大きなポイントになると言える。
今の所、まだArm版Windows10はプレビュー版しか利用する事ができないようで、いくつかの不具合が報告されている。
まず結構致命的なのは日本語切り替えの「かな」と「英数」が使えないらしい。またキーボードそのものを日本語配列にできないという事なので、そもそもローカライズそのものが不完全なようだ。
他にはスリープもできないという報告も出ている。
まさにプレビュー版だからこそ、といった感じの対応状況である。
ただ、逆を言えばこれ以外の問題が見つかっていないという事でもあるので、現時点でのエミュレーション性能としてはかなり良好な状態ではないかと考えられる。
ま、本件は当初からライセンスの問題の方が大きいと言われていたので、昨年末に登場したApple Siliconの対応としてはまずまずの状態なのではないかと思う。
こちらも…後々ライセンス関係で面倒な事になりそうな気がしないでもないが。
もっとシンプルに
何はともあれ、Mac使いがWindowsを利用するために使うParallels Desktopは、本体そのもののライセンス以外にもParallels Toolboxというものがあって、こちらは必須ではないが、WindowsにインストールするParallels Toolsはほぼ必須だという状況は、そもそも目的から言って間違っているように思える。
Parallels Desktopは、Mac上でWindows環境を構築する事を可能にするソフトウェアだが、用途として別のツールがないとちゃんと使えないのなら、そのツールも含めてのライセンスではないかと思う。何故なら、そうした使い方をする為にParallels Desktopを導入するのだから。
ややこしいツールを別に付けて、そのツールなしでは上手く使えないとするのは、明らかにその別のツールをライセンスさせる為の処理でしかない。かえって不親切ではないかと思う。
それで料金を安くしています、だとしても、使えるモノにこそ意味はあり、ここをわかりにくくしている事に意味は全くないと私は思う。
というわけで、とりあえずMac版Parallels Toolboxはサブスクリプション契約はしないまま、Windows版Parallels Toolsはそのまま継続利用する事とした。
おそらく、同じような使い方をしている人がほとんどではないかと思う。
そこまでしてMac内で仮想Windowsを使う意味があるのか? と言われてしまえばそれまでだが、ハードリソースを限定した上でいろいろ使っていこうと思った結果なので、今はこの方法で乗り切ろうと思う。
Parallels Desktop
https://www.parallels.com/jp/