すべての教育は「洗脳」である…と堀江貴文氏は言った。
私が知りたいこと
今年の夏前くらいからだろうか。
私は今までずっと疑問だった事を調べて見たい、という気持ちで、いろいろな書籍を読もうと考えはじめた。
私がずっと疑問だった事は大きく分けると2つあるのだが、その一つが太平洋戦争の事である。
戦後70年以上が経過した今でも、日本は特亜からいろいろな要求をされ続けているわけだが、歴史を真っ当に事実だけを読み解いていくと、これらの要求はおそらく正しくはないはずなのだが、日本という国はそれでも賠償問題に向き合って対応している。
特に、隣国などは不可逆的な解決を見た条約に基づいたものであってもそれを反故にし、賠償問題へと発展させている事実があるわけだが、彼らからするとその要求は真っ当と一部では信じているわけで、解決の糸口が見えてこない。
これらはすべて反日という教育が引き起こしている問題でもあり、その教育というものが、事実上「洗脳」というものに近いものだから、いつまで経っても民意として反日が残り、国交上での問題として決して小さくない問題を残してしまっている。
そんな問題がいつまで経っても解決しない現状で、私は事実として、太平洋戦争とは何だったのか? という事が常々疑問だった。
日本は確かに米国パールハーバーを奇襲した。これは事実をもってわかっている事である。だが、日本人の多くは何故大日本帝国がパールハーバーを奇襲するに至ったかという事を理解していない人が多い。
最後通牒として突きつけられた「ハルノート」がキッカケになっているという事は学校で習ったかも知れないが、そのハルノートには何が書かれていて、結論として何故日本が米国に攻撃するに至ったかという事をちゃんと理解している人が少ないと私は感じている。
もちろん、私自身も自信をもってコレだ、と言い切れるほど知っているわけではないので、とても気になっていたのである。
なので、いろいろな書籍を読み、太平洋戦争とは何だったのか? という事をもう少し理解できるよう、自分で知識を得る事を考えた。
太平洋戦争の大嘘
藤井厳喜の書籍に「太平洋戦争の大嘘」という本がある。
これは元アメリカ大統領ハーバート・フーヴァーが書き残した、出版されるまでに50年も時を要した書籍の情報を元に書かれている本だという。
これによると「太平洋戦争は、日本が始めた戦争じゃない。あのアメリカの『狂人・ルーズベルト』が、日米戦争を起こさせた。気が狂っていると言っても精神異常なんかじゃない、ほんとうに戦争をやりたくてしょうがなかった…その欲望の結果が日米戦争になったんだ」とフーヴァーは言っているようだ。
しかも、フーヴァーのこの言葉に、あのマッカーサーも同意しているという。
あの当時の日本を取り巻く世界情勢が、米国という国として日本をそのままにしておけなかった何かの理由がある…そう感じさせる内容である。
書籍の内容はココでは詳しくは書けないが、太平洋戦争の時の欧米列強は、とにかく植民地政策を推し進め権益を得る為にアジアの国々に進出していた時代である。そこには自国を潤す為にアジアという国々を食い尽くす事を当たり前としていた時代ぶ、日本はその中にあって富国強兵という名の下に、何とか欧米列強と肩を並べるにまで成長した事実がある。
そうした背景の中、アジアに進出したかった米国にとって邪魔だったのが日本である。だが、当時の日本は英国との同盟によってアジアの英国の代理人という立場だった。だから日本の一つ一つの小さなミスを突き、英国との同盟を破棄させ、日本のアジアの影響力を低下させる必要があった。
そうした米国の対日政策が、最終的には日本が米国と戦争せずにはいられない状況を作った、というのが、本書の言い分である。
この本が言っている事が100%正しいのかはわからない。だが、当時の日本の状況やそれを取り巻く世界情勢を調べると、日本という国が戦争を必要とした理由があまり見えてこない。つまり、ここに何かしらの見えざる力が働かない限り、あのような戦争という状況へ進む結果とならないように私は思う。
気になる人は、ぜひ「太平洋戦争の大嘘/藤井厳喜」という書籍を読んでみてもらいたい。
洗脳されているのは…
近代史の歴史に関して言うと、実は教育という名の下に洗脳されているのは、何も特亜の人々だけではない、と私は思っている。
おそらくこの日本も、教育という名の下に、米国の都合の良いように洗脳されているのではないかと思っている。
日本の義務教育では、日本がアジアを侵略した悪い事をした国、という教育をしているが、これこそ米国の思惑の通りの洗脳教育ではないかと私は思っている。
いろいろ調べて行くとハッキリしてくるのが、当時のアジア諸国への植民地政策において、欧米が行っていた政策と、日本が行っていた政策にあまりにも違いがありすぎて、日本が行っていた事が事実上植民地政策とは言えないものだったのではないか? という疑問が生まれてくる。
日本ではこれを大東亜共栄圏とい名の下に植民地にされたアジアの国々を一つにして欧米列強と戦っていく組織とする動きという解釈を与えているが、これもどこまでが真実なのかはハッキリとは言えない。ただ、第二次世界大戦後のアジア諸国が次々と独立を勝ち取っていったという結論から、日本がやろうとしていた事の結果が少しずつ形になっていったという結論は見えてくる。
こうした、事実を元にした歴史を、今の日本人は正しく教えられていない。
そして困った事に、米国でもそれは同じだという事。
フーヴァー元大統領はあのルーズベルトを「狂人」と表現しているが、現在の米国の常識ではルーズベルト大統領は第二次世界大戦で正しい事をした、という認識で語られる事が多い。これは、先程の書籍で言えば、米国内で正しい認識での教育が行われていないという言い方のできる結論である。
強者によって都合良く改竄された歴史を教育し、後世の人々を洗脳する。
これは、特亜に限った話ではなく、日本も、そして米国も同じだという事を、今まで考える事すらなかったのだが、「太平洋戦争の大嘘/藤井厳喜」という書籍ではそこから考える必要があるとしている。
なるほど、確かに考える余地はある。
正直、本書を読んで私はそう思った。
すべての教育は「洗脳」である…と堀江貴文氏は言った。
堀江氏の言いたい事は私の思惑と合致していないかもしれない。
だが、この言葉はおそらく真実である。
今一度、正しい歴史認識を持つ必要がある、と私は改めて感じている。