10日間という期間で収まった今回の入院。
保険は下りるのか?
7月14日に入院した母親が本日戻ってきた。
今回の入院の病名は「腹痛症」といったもので、腹痛を原因とした検査と対応という名目での入院であった。
ただ実の所、入院した直後にもう退院の話ができるぐらいの状態にはなっていたようで、翌週20日には退院の為のカンファレンスが行われた。
その際、担当医からは排泄物の管理に関して、介護ヘルパーやデイサービスと情報を連携しないと、上手く処理できない、という事でこの部分の情報伝達をちゃんとするように、と言われた。
なので、日々の状態を記録するシートを作成し、ヘルパーさんからの情報や、私が日頃見ている情報、デイサービスでの情報などを一覧化していく必要がある、という事が見えていた。
早速、Excelで作表して情報管理していく事にして、とりあえず叩き台を作成し、関係者に連絡しておいたが、果たして上手く機能するかは、やってみるしかない。
今回の入院は10日間だが、入っている生命保険の入院補助がちゃんと出るのか、気になる所。というのも、前回の退院から一週間も経たずして再入院という事になったので、保険会社がどのような判断を下すのか、そのあたりが気になる所である。
とりあえず、いつもお世話になっている担当者に話を付けたので、申請してみるが、これでもし補助されなければ、前日の話に出していた車の購入の足枷になりそうである。
介護保険証
毎日ヘルパーさんが来てくれたり、週に2日デイサービスに行ったりしている状況だが、実の所、まだ介護保険証が手元に届いていない。
正直、私としては焦る一方で、ホントに要介護4という区分になっているのか、冷や汗ものである。
もし要介護3だったら、現時点で使用出来る介護保険適用の費用額の上限が低くなってしまうので、今の体制のまま今後も続けられない事になるし、何より今回既に利用してしまっている費用の介護保険枠からこぼれる費用を全額負担なんて事になりかねない。
その状況だけは避けたい、と思っているが、未だに保険証が届かないので、確認のしようがない。
コレ、こんなに時間がかかるものなのだろうか?
区分変更の申請は前月にしているし、その審査も前月に終わっている。既にその審査から1ヶ月近くが経過しているのだが、これでも来ないという事が、世の当たり前だとするならば、これは是正すべき事ではないのだろうか?
まぁ…私がココでこんな事を言っていても仕方のない話ではあるし、慣れているケアマネージャーなどは「遅れるのはいつもの事ですよ」なんて気軽に言っている。
慣れとは恐ろしいものである。
とにかくルーチン化
母親が戻ってきた事で、私の生活に再び変化が訪れた。
自分の事だけでなく、母親の事もしなければならず、それに伴って行動の時間配分もまた変わってくる。
とにかく生活がルーチン化していないので、何をするにしても時間が余計にかかるだけでなく、疲れが溜まりやすい。
少なくとも、行動がルーチン化してくれれば、時間もどんどんと短縮化できるし、行動に迷いがなくなるので、今はとにかく慣れるしかないと思っている。
まぁ、言葉にするよりずっと大変な事ではあるのだが、ルーチン化できた後は、多少余裕も出てくるだろうと思っている。
今は、母親に関わる人すべてが、まだ不慣れという状況にあるので、やはり最低でも1ヶ月は経験しないと、全ての人が慣れるという事はないだろう。
先日、初めてデイサービスの人が母親を連れて行くところを見たのだが、プロの介護職員ですら、契約間近の人を扱うのは不慣れなのだという事が見て取れた。
結局、人によって対応が異なるのだから、不慣れであって当たり前の事であり、これから時間を掛けていくしかない事なのだと理解した。
であるならば、私などはもっと当たり前の話である。
即座にルーチン化できる事ではないので、地道にやっていくしかない、と覚悟を決めた。
と言うわけで、再び不慣れな生活を始めて行く事になる。
今後、母親の下半身の神経が修復されるかは、整形外科の診察とその対応で変わってくる。せめて下半身の動作だけでも母親の意思でどうにかなれば、もっと楽になるのだが。
そうした状況になるよう、今は祈る限りである。