母親の介護生活を始めて、部屋の荷物の整理を進めている。
断捨離とは言わないが
母親の介護生活が始まり、居間に介護ベッドをドンと置き、それを中心に生活に必要なものを配置していく上で、5ヶ月ほど前から居間の中にある荷物の整理を進めてきた。
一旦、介護ベッドを入れた後に、改めて衣類を入れる棚を置いて無法地帯だった衣服の扱いを正し、テレビ周りの不要品を再整理したりと進めてきたのだが、ここに来て壁沿いのタンスと介護ベッドに挟まれる部分にムダなスペースがある事に気づいた。
このスペースに、まだ未整理の母親の洋服がゴソッと置かれていて、まだ整理していない服があったのかと、半ば呆れてしまったが、実際問題、45Lの袋2つ分ほどの服が出てきて、これを何とかしないと整理が付かないと判断、その整理に取りかかった。
母親に1点ずつ必要か不必要かを確認しながら、袋に詰められた洋服の処遇を決めていく。
もうベッドから動けない母親である事を考えると、出てきた服の大部分は不要としか思えないものなのだが、そこは年を取っても女性である。残したいものもあるだろうし、着たい服もあるだろう。
というワケで、次々と選別、その上で不要なものをゴミとして出し、必要なモノを同整理するか検討する事にした。
結果からすると8割の服は廃棄としたが、2割ほどは残しておきたいという事なので、改めてタンスの空きを調整、何とか仕舞うまでにした。
8割の廃棄決定した服に関しては、また袋に詰めて広域処理場へ直接持っていく事にした。
他にも持っていくゴミが出るハズなので、合わせて処理する事にした。
空きスペースに…
で、問題はその壁沿いのタンスと介護ベッドの間にできたスペースをどう使うか? という事である。
今まで不要な服がそこに詰まっていたわけだが、それが無くなったのだから、今溢れている他の荷物をそこに何とか収めたい。そう考えるのが自然というものである。
そこで簡易的な棚を購入して入れることにした。
横幅30cm、奥行き90~100cm、高さ70cmほどのスペースである。奥行きが1mほどと、実に使い勝手の悪い空きスペースだが、荷物の置き場がない我が家ではココも重要なスペースである。
で、さっそくホームセンターに出かけていき、ハマりそうな棚を探してみるが…奥行き1mなんて棚、そうそうあるものじゃない。
そこでこのスペースに入れる棚を2分割して、30×45×70(cm)という棚がないか探してみたところ、簡易的なプラ製の棚だが、ほぼジャストと言える棚を見つける事が出来た。
キャスター付きだが、2段のカゴ棚と木製天板のあるもので、これを2個並べれば収まる事に気づいたのである。
しかもキャスター付きなので、奥の棚と手前の棚を入れ替えたりする時も便利だろう、という考え方もできる。ああ、良い解決方法が見つかったな、と一安心である。
整理&廃棄
棚を購入し、早速自宅で組立、空きスペースに入れてみたところ、ジャストサイズでハマッた。
そこに今まで部屋に乱雑においていた、母親の介護備品を入れてみたり、消耗品を入れてみたりして、整理とたところ、狭い部屋が少しだけ広く使えるようになった。
定期的に再整理する事の重要性を感じつつ、次に整理すべきポイントを考える。
そしてふと気がつくのである。
…自分の部屋が一番乱雑で汚いという事に(爆)
とにかく私はモノが捨てれない人なので、荷物が爆発的に増えていき、片付けられないのである。
母親の介護に際して、居間に置いてあるものについてはもういらないものを捨てない事には前進できないと捨てに捨てまくったが、自分の部屋は? となると、これがもうジャングル状態なわけである。
というわけで、もう少し居間の片付けを進めた後、今度は自分の部屋を大幅に整理していねばならないと改めて思った。
ただ…もうかなりの物量に囲まれているので、その状況を目にした途端にやる気が失せるのだが…。
捨てるという行為は、とても重要だと再確認した次第である。