具体的な指標がないからわからない。
現状のPC性能
メインPC入れ替えを決意し、現在そのパーツ選定を進めているが、昨日の記事の通り、未だマザーボードが決まらない。
実は決まっているのは、CPUとメモリ、PCケースだけで、その他はまだ曖昧な状況になっている。しかもPCケースは想定だけがあるのみで、実際、組み上げるに必要な内部寸法があるかなどは未確認である。
そんな状況ではあるが、今使用しているメインPCの性能で、果たして今のビデオカードは本当に性能を引き出せていないのだろうか? という漠然とした疑問が浮かんできた。
いや、今のメインPCをそのまま使い続ける、という事を言っているのではない。メインPCは入れ替える前提で考えているが、ビデオカードに関しては、現在使用しているGeForce RTX 3070Tiを継続して使用する事を考えている。
それだけに、今のPCでRTX 3070Tiの性能を引き出せていないのであれば、今回のメインPC入れ替えは相当に意味のある話になる。
こういう事はあまり意識しないで良いものなのだろうか?
まずそういったところから悩むわけである。
Core i7-8700K
私の今のメインPCのCPUは第8世代CoreのCoffee Lakeと呼ばれた世代のものである。
その時、同時に購入したビデオカードは、Radeon RX Vega 64だった。久々のRadeonの購入だったが、当時もほとんどの人はNVIDIAを選ぶだろう状況だった。性能はNVIDIAの方が圧倒的に高いからであり、私の選択は周囲から理解は得られにくいものだった。
何故Vega 64を選んだのかというと、単純にFluid Motionが利用できるその時の最上位GPUを選んだというのがその理由である。
コストパフォーマンスで言えばVega 56を選択する方が賢いといわれていたにも関わらず、最上位というブランドのみでVega 64を購入したワケだが、少なくともこの時はCore i7-8700KでVega 64の性能は引き出せていたハズである。
その後、Vega 64を売却し、Radeon VIIを購入、入れ替えたワケだが、この時も性能的には劇的進化というわけではなかったハズなので、CPUがボトルネックになっていたという感じではなかったと思う。
その後、RadeonはVega系からRDNA系へと進化したが、この時のパフォーマンスアップが今までよりずっと大きなジャンプアップだった。おそらくCPUがボトルネックになったとするなら、このRDNA系になった時からではないかと予想する。
その後、RDNAはRDNA2へと進化したので、Core i7-8700KではよりGPUのボトルネックになっているのだろうな、と漠然と考えている。
さらにその上へ
前述したように、今回のメインPCは今の所GeForce RTX 3070Tiを継続して使用する事を想定している。
だが、実際はRTX 4000シリーズへとアップグレードする事が望ましいという事も理解している。だが、現時点でRTX 4000シリーズの価格はとんでもない価格になっているため、到底手が出ないという状況。
なので、今回はまずRTX 3070Tiを継続利用するとしたのだが、本来なら3080系にアップさせるというのも一つの手なのかもしれない、とも考えている。
ただ、私自身がGPUの消費電力として300wを超える状況にしたくない、という思いもあり、Radeon VIIから切替える際にRTX 3070Tiにした経緯がある。3080系となれば最低でも320wが上限値となるため、さらに消費電力が上がる事になる。
世の中、SDGsなんて言葉もあるぐらい省エネを謳っている世の中、PCの世界は逆ざやのように消費電力は爆上がりになっているワケだが、世間的にはそれ以上の性能の伸び率になっているから…という言い訳をしている。
確かにワットパフォーマンスは上がっているので、それ自体は事実なのだが、なんとか300w以下の電力でより高性能な状況を作り出したいと考えたならば、やはりRTX 4000シリーズへのアップグレードがチラついてくる。
Ryzen 7000シリーズは全体的にコストが上がってくるプランなので、そこにさらにRTX 4000シリーズのコストを上乗せとなると、そもそも予算が足りない話になる。
残念だが、今はRTX 3070Tiを継続利用する事を前提に考えるしかない。
そもそも、RTX 3070TiがRyzen7 7700Xでどの程度の性能を引き出されるかが判らないのでり今はそこに活路を見出す事にしようか。
こういった事を迷いつつ、パーツ選定をしているのだが…なかなか決めにくいところもあるのが楽しくもあり辛い。
本当に年末年始で組み上げる事ができるのだろうか?