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電脳社会が一歩近づく?

Neuralinkの技術によるヒトでの臨床試験に対してFDAがついに承認した。

脳に半導体を埋め込む

Neuralinkという企業がある。
イーロン・マスク氏が2016年7月に設立したニューロテクノロジー企業で、2020年8月29日に脳とAIを繫ぐ埋め込みチップ「LINK VO.9」と自動手術ロボ「V2」のプロトタイプを発表した。
この時点でイーロン・マスク氏は「臨床実験できる段階にある」と言っており、FDAの承認を目指していたのだが、この度、そのFDAの承認が下りた事が判明した。


Neuralinkでは、脳波を検出したり、直接脳に電極を埋め込んで脳活動を計測したり、逆に脳へ刺激を与えたりといった手法で人とコンピュータを接続する技術「BMI(Brain Machine Interface)」を目指していた。
2019年10月には、米国ピッツバーグ在住の半身不随の患者が、脳にインプラントした電極を通じて脳信号をコンピュータに送ることで、FF14をプレイする様子をYouTubeで公開もした。

まさしく、かの作品に出てくる電脳と呼ばれるような技術が、現実のものとなったようなものである。
もちろん、これは一局面の話だけで、課題は多く、まだまだ解決しなければならないところは多いものの、急速にこの分野の研究が進んでいて、BMIを発表した段階では人の頭蓋骨の穴を塞ぐ形で機器を取り付け、脳内の情報を計測し、それら機器の電力はワイヤレス充電によってコードレスで稼働させる事が可能なところまで来ていたという。
恐ろしい時代になったものだ…何かもう、脳内で考えた通りに情報が得られる時代がすぐそこまで来ていそうな感じで、末恐ろしい話である。

人の得意な事と機会の得意な事

倫理的な問題があるような気がしないでもないが、人間の脳とコンピュータの半導体が繋がる事で、今よりずっと優れたものが生まれるだろうという事は何となく想像が付く。
コンピュータはとにかく膨大なデータから情報を検索する事を得意とし、人の脳はコンピュータではなかなか実現できない直感に優れていると言えるが、これが共に備わる技術がまさしくBMIだと言える。
「ゴーストが囁くのよ」
草薙素子の名セリフでもあるが、これは決して機械やコンピュータだけでは到達できない閃きは、人の人たる所以である事を指す言葉だが、それがまさしく現実のものとなる入口に、人類は到達しようとしているのだろう。
何とも恐ろしく、神をも冒涜するような行為…なんて事を敬虔なクリスチャンなどは言いそうな感じだが、人の遺伝子の解明が進んでいる今、魂という解明されていない部分を除けば、現実にできるだろうという憶測は可能である。
願わくば、半導体そのものが有機物として作られる時代が来ることを願いたい。そうすれば、少なくとも今のBMIよりも人の体にはやさしくなるだろうから。

臨床試験の募集

Neuralinkでは、今後ヒトによる臨床試験を実施するにあたり、被験者を募集する事になるだろう。今はまだその被験者の募集は係っていないようだが、近日中に詳細を告知する予定だとしている。
コレ、募集は殺到するのだろうか?
人の体に電極を埋め込むという、異物混入という事態を自ら望む人が対象となるわけだが、ちょっと恐ろしい部分もあり、かといって希望がないわけでもないので、チャレンジャーもきっといるだろう。
人は半導体分野で既にナノの世界に突入した技術を現実のものとしている。なので人の神経と半導体回路を接続する上で、細かさが仇となる事は考えにくい。実際にやってみて、どこまでの事が出来るのか、また足りない要素があったとして、それを補佐する仕組みができれば、医療分野において大きな前進になるだろう。
少なくとも身体に不都合を持つの人達の福音になる事は間違いない。
この先の未来に、こうした技術を確立してよりよい世界になる事を切に願う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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