驚くべき進化かと言われれば、実はそうでもないのかも。
無印か、Proか
iPhone15シリーズが発表となった。
予想通りと言えばそれまでだが、iPhone15シリーズで噂されていた内容がほぼ踏襲されていたのではないかと思われる内容である。
価格に関して言えば据え置き…と言いたい所だが、iPhone14シリーズから言えば、無印シリーズは5,000円の上昇、Proシリーズは10,000円ほどの上昇となった。
為替レートを考えれば、もっと上がっていても不思議ではないが、そこまでの影響はでていないという感じではある。
詳細は各種ガジェット関係サイトに譲るが、発表された内容などを考えるには、まず乗り換えるとしたら無印かProか? の二択が考えられる。
その二択の後に、ノーマルかPlusか? という二択があるとは思うが、個人的に言えば無印かProか? の二択の答えは簡単に出る。
私なら間違いなくProを選択する。あまりにも無印の性能がProと差が付きすぎている。
プロセッサの性能云々の話ではなく、USB Type-Cに切り替わったコネクタ性能の差で、無印を選択する意味がないと私は判断した。
というのは、私はここ最近、最低でも4年は同じスマホを利用するので、4年後の姿を想像した時に、今の無印iPhone15はあり得ないと考えた。
…ま、私の拘りからそう考えているだけだが。
チタン採用
また、iPhone15 Proの本体素材がチタンになったのも大きい。
ステンレスフレームだった時は、この重さは丈夫さの裏返し、と飲み込むしかなかったが、チタンになれば相当な軽量化になる。具体的には、iPhone14 Proは206gだが、iPhone15 Proは187gと19g軽量化している。たった19gと思うかもしれないが、体感はもっと大きなものと言える。
一つ残念なのは、厚みが0.3mmほど厚くなったということ。カメラ性能が上がっているとはいえ、Pro Maxでないかぎりペリスコープ型カメラにはならないので、厚もを従来通りと思っていたら、何故か7.9mmから8.25mmへと増加していた。
この増加が何を意味するのかはまだわからないが、チタンにしたから厚くなったのか、それともバッテリー容量を増やせると考えて厚くしたのか…。
実用上は0.3mmの厚み増はあまり影響はないとは思うが、昨今いろいろなものがミニマム化している時代にこの厚みというのはちょっと残念ではある。
前モデルを購入するという選択肢
もう一つ考えるべきことだが、iPhone15シリーズでなくてもいい、という人は前モデルを購入という手もある。
ただ、Apple Storeの公式では、もうiPhone15 Pro以外のProモデルはラインナップから削除されているので、再整備品か、他の販売点での在庫を購入するかの二択になる。ただ、Apple StoreでないとApple Careの問題があるので、私としては購入先はできればApple Storeが望ましいというのはある。
Proモデルでも問題がない、という人は前モデルの選択肢はあるし、その場合価格的には随分と安くなるのも事実だ。
ただ、iPhone15を購入しようとしていた人が、iPhone14やiPhone13を検討するとなると、価格的にはあまりメリットはないとも言える。SoCの世代は新しいほど消費電力は小さくなっているので、バッテリーの保ちは良いし、性能も良くなる。その差は覚悟の上でいろいろ検討する必要があるだろう。
というわけで、私はどうするか? となると、今のところiPhone15 Proかなぁ、という気はしている。
問題は…いつ機種変更するか、ということだが、もうしばらくは様子見になるだろう。