中身がIce Lake化してくれるといいなぁ。
信憑性のある話
Appleが速ければ来週あたりにMacBook Airの新モデルを発表するのではないかという噂が報じられている。
この噂の出所は、昨年3月に「新型iPad、iMacおよびiPodが発表される」と予測したのと同じ匿名の人物だという。昨年の予測の当たり具合で言うと、新iPad Airと新iPad mini、iMacが実際に発売され、iPodは発売されなかったが、代わりに「AirPods」が発売されたワケで、iPodとAirPodsの違いは聞き間違いだった可能性もある。
そう考えれば、この予測は相当に信憑性が高かったわけで、その予測をした同じ人物が、新型MacBook Airの登場を予測したという事で、今回も同様に信憑性が高いモノ、と受取られている。
この他にも、2020年の第2四半期にシザー式キーボードを備えたMacBook Pro及びMacBook Airがリリースされる、という予測を有名アナリストMing-Chi Kuo氏がしている。
噂レベルの話ではあるが、有力な情報筋の話でもあるので、個人的には登場スルのではないかと思っている。
というか、私自身、MacBook Airをはじめ、MacBook系はそろそろ中身を一新した新製品が登場すると予想していた。
世間ではシザー式キーボードの搭載という理由で新機種の登場を予想しているが、私はCPUの刷新で予想している。というのも、Intelの10nmのIce Lakeを搭載したMacBook系がそろそろ登場するのではないかとずっと思っていたからだ。
省電力化&高性能化を実現しようと思えば、プロセスの微細化は必須であり、立上げに苦労していたとはいえ、Ice Lakeはモバイル系に搭載される高効率なCPUである。AppleがMacBook系に搭載しない理由がない、と予想していた。
時期を考えれば、そろそろ新製品を投入する時期でもあるので、噂、噂と言われつつも、多くの人がその新製品の登場を予測するに足るだけの時期だったとも言えるかも知れない。
シザー式キーボード
さて、有名どころの予想で言われているシザー式キーボードだが、もともとMacBook系はシザー式キーボードであった。
それが薄型化を推進する為、バタフライ式キーボードに切り替えたのだが、これが原因でキーボード内に細かい塵の侵入を許す結果となり、そこで入力の不具合が多数報告されるようになった。
結局、Appleは全モデルを無償修理プログラムの対象にし、前モデルでシザー式キーボードに改良を加えて戻すという対応をした。
この事から、今回発売されるであろう新型は、シザー式キーボードに移行させたもので登場すると言われていて、先行して新型が出た16インチMacBook Proに続いて13インチMacBook Proが14インチ化と合せてシザー式キーボードとなって登場するという噂も出ている。
この噂に合せるようにして、MacBook Airもまた同じ事が言えるため、その方向から考えてもMacBook Airも新型が登場するという噂になったと考えられる。特にMacBook Airに関しては薄型である事の特徴を有利に進める為には、キーボードの問題は早めに潰しておきたい部分ではある。
ただ、MacBook系には更なる噂も存在していて、ARMベースのCPUを搭載したMacBookの登場がそう遠くない内にあるかもしれないという噂も出ている。
これはMacOSをARMで動作できるようにする話と連動する話なのだが、AppleはMacすらも自前のAシリーズのCPUで動作させていく事を考えていて、iPhone等で使用するCPUと同系のアーキテクチャへと変えていこうとしている。その流れでiPhone等と同じく省電力で動作する必要のあるMacBook系からAシリーズへと転換させていく可能性があるとの事で、こうした噂が出たようである。
ただ、このARM化したMacBookの登場はどうみてもその環境構築から考えて数年はかかると思われるので、タイミング的にはIntelの新シリーズCPU搭載のMacBook Airが近々登場するのではないかと考えられる。
知人の幾人かはMacBook ProやMacBook Airを使っているのだが、使い勝手からいうとやはりMacBook Airがすこぶる良いらしい。あとはこのMacBook Airにハイパフォーマンスが加われば、という人が大半なので、もう少しパワーを持ったMacBook Airが登場してくれると、ものすごく高評価なのではないかと思う。
正直、私も使ってみたい。