多分、一般の人にはあまり興味のない話になるだろうとは思う。
DVDの時にも、DVD-PGという規格があった。
これはDVDプレーヤーゲームの略で、要するに普通のDVDプレーヤーでゲームが出来てしまう仕組みを持ったDVDソフトの事。動画を張り合わせて制作するため、ゲームとして再現できるのはADV系かNVL系のものにほとんど限られてしまい、しかもDVDの構造上、データを記録する事ができないため、ゲーム化した際のプレイデータは、パスワードなどを利用して構成していた。
そのDVD-PGのBlu-ray版が“BD-PG”という規格なのだが、コイツが思ったよりスゴイ事が可能になる。
というのも、可能になる系統こそ同じADV系やNVL系になってしまうが、基本のテキストオートプレイ、既読スキップ、テキスト履歴、HDDやUSBメモリへのセーブ、種類によってはミニゲームの再現まで可能になるようだ。
それでいて、倫理規定はビデオに準ずる事になるため、PS3などのゲーム規定とは別枠となる。
つまり、BD-PGで発売されれば、PS3でPC系の18禁ソフトがプレイできてしまう事になる。
しかもBlu-rayという大容量というメリットがあれば、今まで複数枚だったDVDすらBD1枚で済んでしまう。
ちなみに今発売される予定があるものは以下。
mints After…(18禁)
http://www.ms-pictures.com/label/mints/products/after/ (現在リンク切れ)
mints 真章 幻夢館(18禁)
http://www.ms-pictures.com/label/mints/products/sgmk/ (現在リンク切れ)
Tony氏原画のゲームばかりだが、これらが家庭用テレビでプレイできてしまうというのは、ある意味問題なのではないかと思ったりする。
…規定には違反していないわけだが(爆)
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