神山健治監督の代表作と言えば、私が好きな“攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX”シリーズと言える。
同じ攻殻機動隊でも、押井守監督の作品よりも私は神山健治監督作品の方が好きで、徹底的に練り込まれた世界観から生み出されるその表現に陶酔してしまう。
その神山健治監督が、昨日、新作制作発表を行った。
サイボーグ007。
言わずと知れた、日本の漫画家の巨匠“石ノ森章太郎”原作の近未来ヒーロー作品である。
神山健治監督は、このサイボーグ009を2013年のリアルタイムな世界として再構築、自ら脚本を手がけ制作するという。
これが発表されたプロモーションビデオ。
部分的に攻殻機動隊SACの影が見えなくもない。
特に、003=フランソワーズが航空機から飛び降りるシーンは、アニメの動きとしてはめずらしい“縦の動き”であり、これは攻殻機動隊の少佐と類似した演出である。
プロモーションビデオを見る限りではかなり引き込まれる感じがして、今から期待せずにはいられない。
2012年秋公開という事で、あと1年くらいは待つ事になるが、より完成度の高い作品となる事を祈りたい。
009 RE:CYBORG 公式サイト
http://009.ph9.jp/