Dyson AM07を落札

タワーファンが必要と感じたので、必要十分な価格で調達した。

冷風が吹くだけのAM07

母の介護の中で、とくに我が家で問題になるのは、その住環境の悪さから来る空調問題である。
先日も当Blogでその事を記事にした。

我が家ではクーラーを省電力で運用する事がとても難しいので、可能な限り扇風機等を使用して冷風を感じるように努めないと、電気代がとんでもない事になる。
昨年までは普通にファンが回る扇風機を使用していたのだが、今年は母が失語症でしゃべれなくなってしまった関係で、その微妙な空調調節の合意が難しくなったことから、より多段階に送風できる扇風機が必要になった。
また、設置する面積も小さくしたかったという事、送風面積を広くしたかったことなどを総合的に考えて、DysonのAM07というタワーファンが最適解ではないかと考えた。
今度は白&シルバーにしてみた
ただ、これを新品で購入するとなると、安売りで購入したとしても2万円台半ば超という価格になってしまうので、何とか安く抑えられないか? とオークションサイトを漁ってみた。
すると、ちょうど2021年製のAM07が1万円台半ばで入手できそうな勢いだったので、良さそうな製品を見つけ、入札、そのまま落札まで持っていった。
送料込みにすると17,000円弱といった価格になったが、それでも新品で購入するよりは1万円も下回っている。それで2021年製なのだから、ヨシとしよう。

実は既に持っている

実はAM07に関しては、私が既に利用していて、自分の部屋には2014年製のものが一つある。
これも2018年に入手したのだが、このタワーファンに変更してからというもの、私の空調状況は一変した。
とにかく送風面積が縦に長いので、全身に風が吹き渡る。椅子に座った私の側面を上から下まで、完全に風を当ててくるので、クーラーの冷気が体にダイレクトに届く。
これによって、私のクーラー設定温度が2℃も上がった。電気代にはテキメンに聞いているだろう。
なので、母の介護シーンでも同じように効果があるのではないかと考えているのだが、問題は風を直接体に当てるのは、逆に冷やしてしまいそうで、それだけが危惧される。
母の部屋のいつものクーラー温度設定は29℃で、それでもひんやり感じるのだが、日中、部屋の内部温度が上がったときは、多少温く感じるので、その時に効果が出てくれればと思っている。
あと、羽がない扇風機の風は、当たりがとても柔らかいので、風を受けていても不快になりにくいというのもある。
どれぐらいの効果が発揮されるかは今後の運用で確かめるしかないが、良い結果になるといいなと思っている。

Nature Remoにも登録せねば

まだ製品が届いていないので、これから設定する事になるのだが、リモコンをNature Remoに登録してAlexaでAM07をコントロールできるようにしないとと思っている。
Nature Remo経由であれば、赤外線リモコンで操作できる家電をAlexaで操作できるので、今後は声でAM07を操作できるようになるだろう。
ただ…案外と細かい事が出来なかったりもするので、どこまでが簡単にできるか? 場合によってはシーン設定で操作するしかないのか等、試してみるしかない。

あと、私がAM07に拘った理由がもう一つある。
Dysonからは、空気清浄機能を搭載した羽のない扇風機なども発売されているが、これらは有償のフィルターなどが必要になるので、ランニングコストで不利になる。
目的はあくまでも扇風機として使用する事なので、そうした消耗品が不要なAM07が最適だと判断した。
もっと小さいものが欲しければ他の型番製品になるのだが、とにかく背の高いものがほしかったので、AM07一択となった。
人それぞれ、使用環境が異なるので、もしDysonの扇風機が気になるようなら、用途を考えて機種選定をした方が良いだろう。
というか、Dyson製品は価格的に高いと思われがちだが、その使用した後の満足感は案外と高いと私は思っている。
家電量販店などにも実機がある場合があるので、一度試してみることをオススメする。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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