FF14のログインに使用していた認証方式を辞めた。
新規登録も終了
スクウェア・エニックスのサービスを利用する上で、現在ログインにワンタイムパスワードを使用するとした場合、ソフトウェアトークンを利用する方法と、キーホルダー型のスクウェア・エニックスセキュリティトークンを利用するという2つの方法があった。
現在はこれにGoogleやマイクロソフトのワンタイムパスワードを利用できるアプリも加わって3種のワンタイムパスワード認証方式があるわけだが、これらの中の内、スクウェア・エニックスのアプリであるスクウェア・エニックスソフトウェアトークンに関して、新規登録終了が告知された。
実際問題、このスクウェア・エニックスソフトウェアトークンアプリの利用は、2024年移行にサービスを終了するとしていて、今までスクウェア・エニックスソフトウェアトークンアプリを使用していた人は、サービス終了まではこの認証方式は利用できるものの、サービス終了となった時にはその二段階認証も利用できなくなるので、どこかのタイミングで切替える必要がある。
私もスクウェア・エニックスソフトウェアトークンアプリを利用してFF14にログインをしていたので、2024年のサービス終了まではスクウェア・エニックスソフトウェアトークンアプリの利用はできるものの、結局は辞める事になると考えると、今のウチに他の方法に移行した方が後々トラブルにならないだろう、という事で、ワンタイムパスワードの認証方法を切替える事にした。
GoogleとMicrosoft
スクウェア・エニックスがハードウェアとして販売しているキーホルダー型のスクウェア・エニックスセキュリティトークンを利用するのであれば、そちらとサービス連携する必要があるが、このハードウェア、当然ながら電池駆動の電源が切れれば利用できなくなる。
なので、スマートフォンのアプリを利用する方が手軽なワケだが、現在選べるのは、Googleの「Google Authenticator」かMicrosoftの「Microsoft Authenticator」のどちらかになる。
私はMicrosoftアカウントの認証で既に「Microsoft Authenticator」を使用しているので、コチラでワンタイムパスワードを登録する事にした。
ま、不正アカウント利用が止まらない状況だから、こうしたセキュリティ対策が必要だという事自体、悲しい事ではあるのだが、これらのワンタイムパスワードを利用する事で、FF14内のエーテライト無料利用枠が1つ増えるので、積極的に使って行きたい。
一度解除してから再登録
今まで特定のアプリ「スクウェア・エニックスソフトウェアトークン」を利用していたものをMicrosoftの「Microsoft Authenticator」に切替えるだけなのだが、この切替えをするには、一度ワンタイムパスワードの利用そのものを止める必要がある。
止める事で「スクウェア・エニックスソフトウェアトークン」の利用を解除し、通常ログインの状態に戻し、そこから新たにワンタイムパスワードの利用申請をしてMicrosoftの「Microsoft Authenticator」でワンタイムパスワードを登録する事になる。
詳細はスクエニソフトウェアトークンの該当ページを見ればすぐに分かる。
これらスマホのアプリを利用してのワンタイムパスワード発行は、スマホの機種変更などを行う時には予めワンタイムパスワードの利用を停止したりする必要があるので、忘れるととても厄介。
最悪は強制解除という手段をとる必要があるのだが、強制解除となると自分一人がオンライン上でできる話ではなくなるので、厄介である。
…それって、Microsoftの「Microsoft Authenticator」でも同じ事が言えるのでは無かろうか?
という事で調べて見た。
やはり同じである。
しかも、私の場合は、まず最初にスクウェア・エニックスの登録を解除してから、Microsoftの登録を解除し、スマホを移行してから再びMicrosoftの登録をして、その後にスクウェア・エニックスの登録を再度行う、という事になるようだ。
うーん、面倒くさい(爆)
このスマホによるワンタイムパスワード発行を行っているものは、どんなアプリであれ、何かしらの解除方法と移行方法があるので、スマホでワンタイムパスワードを利用している場合は、完全に移行する前に対策をしてから移行するようにしたい。
スマホはそれだけ個人を特定する中核的アイテムになったワケだが、それだけにこうした本人特定が必要なアプリの扱いは注意・重要である。