Xbox360が11月1日から価格改定になる。
スタンダードモデルが39,795円から34,800円に、コアシステムが29,800円から27,800円に値下げされる事になるのだが、実は私的目玉商品はコレではない。
もう一つ、スタンダードモデルに“あつまれ! ピニャータ”と“Forza Motorsport 2”という2本のゲームソフトを同梱したパッケージとして“Xbox 360 バリューパック”が、期間限定ではあるものの、スタンダードモデルと同価格で発売される。
まさにこの商品こそXbox360の目玉商品に違いないと私は見る。
その理由はズバリ、このバリューパックに同梱される本体にはHDMI端子が搭載されているのだ。ちなみにスタンダードモデルの本体にはHDMI端子は存在しない。
Xbox360にHDMI端子が標準で装備されているのは、現時点では最上位モデルであるXbox360エリートのみ。今回のバリューパックはまさに同梱されている本体以外の品物こそ違えど、本体はエリートと同じという事になる。
この違いはかなり大きいのではないだろうか。
正直、私は以前ほどXbox360に失望はしていない。
たしかにHD DVDドライブの存在意義には未だに疑問を感じるが、ゲーム機として見た時のその存在はもはやPS3と同格かそれ以上だ。
現状、PS3の性能を完全に引き出してきているソフトが存在しない以上、より性能を引き出せるXbox360はハイエンドゲーム機としては最上位に位置する。
実際、PS3とXbox360の2機種に発売するゲームメーカーも多い事から考えると、まさに今Xbox360は旬なのかもしれない。
PS3に合わせたような価格改定。
Microsoftもシェアを取るのに必死と見て間違いない。