NVIDIAからコストパフォーマンスに優れたビデオカードが発表となった。
8800GTは8800系のビデオカードとしては新世代の製品で、価格は4万円前後くらいになるらしい。
…らしいというか、もう発表されたので、それぐらいの価格で確実にでるのだが、その性能の高さはといえば、8800GTSよりも上でGTXに肉薄する性能を持っている。
さらにPureVideo2を内包した初の8800シリーズでもあり、一番の驚きはそれでいてカードは1スロット仕様だという事。
ビデオカードに4万円をかけられるという人は絶対に買いの一枚である。
私は…当分換えられそうもないし、今のGTSと比較して絶対的な性能差があるわけでもないので、現状維持だろうとは思うが、未だGeForce7900系や7600系を使っている人は買い換え候補にしてもいいんじゃないかと思う。
気になるのは、旧ATI、つまりAMDの出方である。
RADEON系は未だハイエンドクラスのビデオカードの登場がないわけで、トップレベルのとがった製品が世に出てきていない。
NVIDIAは8800GTで確実にハイエンドクラスを下の層へと降ろしてきているワケで、価格とパフォーマンスのバランスがココで崩れる事になる。
AMDはこれに対してどのような答えを見せてくれるのか?
かなり気になるポイントである。
2007/10/30 • no comments