使徒との戦いが始まる年だった。
2015年も今日で最後
新世紀エヴァンゲリオンにおいて、2015年は使徒との戦いが始まる(正確に言えばその前に始まっていたのかも知れないが…)年だった。
実際には使徒ではなく、日本においては自然災害と、そして世界としてはテロとの戦いの年であったワケだが、そんな2015年も今日で最後である。
私にとっての2015年という年は、ある意味激動の年であった。
いや、おそらくその前兆として2013年頃から激動となる兆しがあったワケだが、業務として薬事法やそれに関する法律、規則といったものに振り回され、挙げ句米国FDAの査察に対応するという、従来の私にはとても不向きな業務と向き合う結果となった年であった。
元々、私は法律は嫌いではないのだが、薬事法(正確に言えば平成26年11月25日に「薬事法」ではなく「薬機法」もしくは「医薬品、医療機器等法」と名称変更されている)は私からすると民法や行政法といった法律と根本的な何かが違って見えていて、とても苦手な法律と言えた。
だから未だに薬機法は頭に入りきっていないし、当然の事ながら米国の医療関係の法律であるQSR規則も頭には入っていない。
それでも業務である以上は、ある程度わかった上で体制を整える必要があるワケだが、私一人ではそんな体制など作れるハズもなく、結果、今年は上辺だけの…いや、言い方をもっと直接的にするならばハリボテの医療機器体制を整えるに留まった。
それでも形としてはそれが見えるだけマシ…とも言えるが、とにかく今年は全てが中途半端で終わったように思えてならない。
今日で最後を迎える以上、2015年は業務として中途半端であった、という心残りしかない。
プライベートはどうだったか?
実はコレに関してはもっと中途半端になった年であった。
本当は民法や行政法といった法律をもっとじっくりと勉強したかったという気持ちがあった。
以前、資格として行政書士の試験を受けるつもりだったが、途中で頓挫したのを再開するつもりだったのだ。
だが、前述の薬機法やQSR規則の対応というものに流され、一切自分の勉強を行わずキャンセルする結果となった。
だから資格取得は2016年に何とかしたい…と思っているのだが、これは今の段階で多分また同じ結果になるだろう、と予測していたりする。
2016年は、業務としてハリボテだったものをそうではない形にする必要がある。真剣に取り組むとなると、おそらくは自分の資格取得にまで手が伸びることはない。
コレを言い訳にすると、自分の資格取得など覚束なくなるわけだが、器用ではない私はやはり両立はムリである。
なので、現時点では2016年への資格取得の持ち越しはしない、という事にしようと思っている。2015年できなかったから2016年、という事ではなく、2017年に何とかしよう、というぐらいの気持ちで考えている。
その他ではどうだったかというと、写真撮影という趣味の幅をもう少し広げることができなかったか? という反省が残る。
OlympusのOM-D E-M1という一眼デジカメを所有していながら、ロクに撮影が出来ていない。もったいない話である。
仕事とプライベートがいつもの年より混濁していた年だったため、切り分けようと思いつつも流された年…多分2015年はそんな年と言えよう。
何はともあれ、今日で2015年は終わりを告げる。
来年の話を今書くべきではないが、明確なものが残る年にする為、その点を十分留意する事にしよう。