GoogleやNVIDIAの件もあるからねぇ…。
次期PlayStation5の噂
ふと、Radeon VII関係の情報を漁っていたら、次期PlayStation5の噂にぶつかった。
https://twitter.com/VirtuaMe/status/1109515281871835136
この噂によると、PS5は8コア16スレッドのAMD Zen2コアを3.2GHzで駆動させ、Naviアーキテクチャの14.2TFLOPSというRadeon VIIを超えるGPUを搭載し、ゲーム用の20GBのGDDR6メモリとOS用の4GBのDDR4メモリを搭載するらしい。
…なんだ、このバケモノは(爆)
一体このスペックを実現するハードウェアはいくらになるんだ?w
これが本当なら…
もしこの噂が本当なら、先日Googleが発表した“STADIA”のサーバハードウェアよりも高度なハードが提供される事になる。
“STADIA”のサーバ上のハードウェアでは、10.7TFLOPSを可能にするGPUを搭載したものだった。CPUは、2.7GHz駆動でAVX2処理が可能なものと謳っており、HyperThreadでのマルチタスクが可能なCPUとしている。メモリに至っては16GBとしている。
先日の記事で私は「STADIAのサーバハードはZen2じゃないか」と言ったが、HyperThreadという表記やAVX2の処理を考えると、案外Intel製コアの可能性もあるのかもれしない。
ま、Intel製かAMD製かは不明だが、STADIAのハードウェアスペックと比較しても次期PS5のハードはその上を行くものになる。
これを各家庭に提供する場合のそのハードの価格だが、それこそPS3を発売した時の価格すら超えるものなるような気がしてならない。
とても現実的とは思えないのだが…噂だから何を言ってもいいのかもしれないが、あり得ないだろw
ストリーミングに向かうのか?
私としては、次期PS5はまだストリーミング配信によるゲーム提供を本格化させるとは思っていない。
Googleはそれをゴリ押しするかの如く、データセンターやら回線事業者とやり取りしながら実現させるつもりのようだが、私はまだ時期尚早だと思っている。
というのは、イマドキの動画配信による帯域占有でもいろいろな問題をまだまだ抱えているのに、それでゲームのストリーミングは無理だろう、という事である。
動画はまだ観る事が主力なので、下り回線の速度を安定させれば良いだけかもしれないが、ゲームとなるとクライアント側からの入力情報を確実にサーバで受け止め、その反応をサーバ側からクライアント側へと映像と共に送らなければならない。つまり、下り回線だけでなく上り回線にも速度は要求される。
これが一体どれだけの負担になる事か…。
ゲームは体験が一番重要と考えた時、SCEはまだストリーミングによるゲームを主軸に捉える事はしないように思えてならない。
Googleが出てきたからといって、それにすぐさま対抗するよりは、クライアントインストールベースの製品で、ユーザーに確実性を持たせた商品展開をしてきそうに思えてならない。
ただ、PlayStation Nowのサービスは今より拡充させる可能性はある。GoogleやNVIDIAへの対抗手段を既に持っているので、場合によってはソッチでも戦えるように進めていくのは、保険の意味でも間違ってはいないだろう。
ただ、どの場所でも等しく通信環境が得られない今の状況で、完全ストリーミングゲームというのは、まだ早い…SCEはそう考えるのではないかと私は思っている。
ま、登場時期もまだ見えない今の段階で、こんな話をしていても不毛ではあるが、ハードウェアスペックで妙な噂が出ていたので、ちょっと考えてみた。
どっちにしても、噂通りのハードは実現は難しいと思うが…如何に?