HONDAのN ONEが発売後約1ヶ月で25,000台超の受注で、月間販売計画の約2.5倍をマークした。この好調ぶりは今も好調な販売をマークしているN BOXと似たような動向と言える。
そしてこのHONDAの軽自動車と並んで今動きが大きいのは今年9月に発表、発売となったスズキのワゴンRである。
発電能力を高め、好調な燃費を叩き出す事をウリとしたワゴンRは、ハイトール系のN BOXとはカテゴリーが若干違うが、軽自動車に一定の積載量を求めるユーザー層にヒットしたといえる。
N BOX、N ONE、ワゴンRは、共に軽自動車と言いながらもカテゴリーが若干異なる事から、客層を上手く分けてきた感じがあるが、ここにきてワゴンRと同じカテゴリーで勝負を挑んできた車種が出てきた。
それがダイハツMoveである。
今現在、法廷を舞台としたCMで「その進化は事件だ」と展開しているMoveだが、私が見る限りワゴンRはかなりMoveに苦戦する事が予想される。
というのも、今回のMoveにはミライースの低燃費技術と合わせて軽自動車初の先進技術として「スマートアシスト」と呼ばれる衝突回避支援システムを採用してくるからである。
スマートアシストにはいくつかの機能があるのだが、中でも特に目玉的機能なのが“低速域衝突回避支援ブレーキ機能”であり、30km/h以下の追突事故を軽減する為のブレーキアシスト機能が搭載される。街中で低速運転中によそ見運転していても、追突する事なく停車する仕組み…と考えればわかりやすいかもしれない。
ここ最近、軽自動車での安全装備の標準搭載が加速した。
軽自動車の売れ行きが国内では主力となっているからかもしれないが、各社の力の入れようはスゴイものがある。HONDAのNシリーズなどは、価格は既に普通車を超えるものだが、それでも売れるのである。かくいう私もそのN BOXをほぼフル装備で購入した一人だが、装備の充実ぶりは普通車並である。
軽自動車=チープと考える時台は終わったと言えるかも知れない。
おそらくハイトール系での戦いも今後は加速するだろう。
N ONEの好調ぶりを巻き返す勢いで、ライバルも現れるだろう。
普通車は売れる車が完全に絞られてきている感じがある(最近プリウスばっかり見かける気がする…)が、軽自動車はこれから先、乱戦模様になるのではないだろうか。
現状では面白みの無い車ばかり増えてて
走りを楽しめる軽自動車ってほとんど無い現状は少しさびしいけど
コレだけ市場が暖まってくると各社からスポーツモデルが出てくるのを期待したい。
HONDAはビート後継を予定しているしダイハツは今年終了したコペンを復活とか(なぜ止めたのか意味不明だが…)
この2社が出してくればスズキや三菱&日産等からも
何かが出てきたらそれこそ楽しそうだなぁ~。
軽市場の今後に期待。
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ビート後継(かどうかはわからんが少なくとも軽スポーツは出る)は可能性大として、コペンは…軽規格で復活なのかな?
昔、コペンは1Lクラスとしてクラスチェンジするような話も出てたし、まだまだよく分からないというのが私の印象なんだけどね。
スズキがビートに呼応して新カプチーノとか出してくれば活性化するかも。ただ、三菱や日産からは多分無理だろうね。出たとしても他社のOEMになるかもしれない。
オートザムがAZ-1の後継を出す…なんて事もまず考えにくいし、厳しい状況に変わりは無いかもね。
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三菱と日産の合弁会社が2013年に軽自動車を投入するみたいね。単独では無理でもこうした方法で来る事はあり得たわけか。
HONDAは2015年までに5車種を投入する事を表明、ダイハツも新型タントとかに準備の余念が無い、となると、どっちにしても軽自動車業界が活性化していく事は間違いないと思う。
問題は…どれだけ魅力的な車種が投入されるか?
ホント、そこだけだと思う。
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ダイハツはトヨタ絡みで軽自動車カテゴリー以外の車は出しにくいようにも思えるけど1リッターのコペンが出たら面白そうな感じですねー。
三菱・日産は最初にハイトール系を投入するような噂もあるねー、一部ではN BOXをかなり意識して開発しているとか。。。
面白い車が出るかは今少し経たないとわからないけど
希望を持って待ってみたいね。
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