IBMがサーバ/スーパーコンピュータ向けに“POWER6”コアを発表した。
最大動作周波数4.7GHzのデュアルコアプロセッサで、製造プロセスは65nm SOI、トランジスタ数は7億9千万以上というモンスター級コアである。
ダイサイズは341平方mm、L2キャッシュ容量は8MB、L3キャッシュ容量は最大32MBで、2個のメモリコントローラを内蔵する。
この時点で、個人向けのコアとはとても言えないのだが、かつてスーパーコンピュータと呼ばれていたコアがPSの心臓部だったりするのだから、数年後にはこれが当たり前になる世界がやってくる…かもしれない。
ちなみにこのPOWER6の前、POWER5はPowerPCシリーズに共通するコアだった。
今でこそMacの心臓部はIntel製コアになってしまったが、場合によってはこの系統がMacに移植されていたかもしれない。
IBM、恐るべし。
2007/05/22 • no comments