任天堂のWiiが発売されてから、充電池が異常に売れたらしい。
その理由はWiiのコントローラがリモコンであるためであり、そのために乾電池を本来なら使用するところだが、そもそも利用頻度が高いと乾電池を相当数買わないといけなくなる理由から、繰り返し使える充電池の需要が高まった。
本来、充電池はその耐久性…というか使用耐用期間の問題もあって、実は乾電池との価格差に結構難しい問題がつきまとうものであった。
“あった”と過去形なのは、その利用方法が従来から驚くほどに改善された充電池が現れたからであり、それが三洋が社運をかけて発売したeneloopである。
eneloopが登場したのは2005年11月14日。
この時から充電池の歴史は大きく変わったのである。
さて、そのeneloopのOEM品がSonyのサイクルエナジーブルーという商品である。
OEM…という事は三洋からSonyがeneloopを買い取り、それをSonyブランドで販売するという方法を採っているわけだが、この関係、ハッキリした事は言えないがどうもそうではないらしい。
というのは、OEMである以上、元となる充電池の生産は三洋がやっていなければならないのだが、サイクルエナジーブルーは生産そのものをSonyが行っているらしいのだ。
つまり、eneloopの製造技術をそのままSonyの工場にもってきてSonyで生産しているわけであるから、まるで第二次世界大戦の零戦。
三菱重工製の零戦なのに中島飛行機で作ってた…まさにそんな感じだ。
そしてそのサイクルエナジーブルーの充電器がSonyから発売される。
充電状況を液晶画面で確認できる充電器という事で充電池を多用する人にとっては結構便利な製品になるだろう。
じゃあ、この充電器はeneloopを充電できるんだろうか?
普通のOEM生産品ならできないハズがないのだが、サイクルエナジーブルーはSonyの工場で作っているため、そのあたりがかなりグレーになる。
まぁ多分大丈夫だろうが…気になる事は間違いない。
製品が発売したら下記サイトで取り上げてくれるんだろうか?
してくれたら…うれしいねぇ。
気の迷い
http://www.kansai-event.com/kinomayoi/