今日、仕事の取引先に営業に行くために愛知県の小牧まで出向いた。
社用車で片道3時間以上の距離を走って客先に出向き、営業としてはワリと良い話を聞くことができたため、有意義な一日になるハズだった。
何しろ今の製造業は、市場そのものがかなり冷え込んでいる。
特に半導体製造業は致命的なまでに仕事がなく、その関係の会社は閑古鳥が啼いている事もしばしばだ。
その中にあって、この訪問先の会社はかなり忙しいようで、今受注している案件がさらに増産になるなんて話も飛び出した。
であるから、良い話でまとまって意気揚々として帰社するハズだったのだが、事件はその帰り道で起きた。
これ、何か分かるだろうか?
もちろん、車のタイヤなのだが、側面がものすごい事になっているのがわかるだろう。
実は帰り道で高速道路を100km/hくらいで走っていたら、いきなり荒れた路面を走っているようにガタガタと車が揺れ始め、何が起こったのかわからないというトラブルに見舞われた。
ガタガタとかなり激しい揺れであったため、これは路面が荒れているとかではないだろうと感じ、急遽高速道路の路側帯にある非常電話の所に車を止めた。
で、よく見るとタイヤがボロボロになっている事に気がついき、生まれて初めて高速道路の非常電話を使用して道路公団に連絡したのである。
結局JAFに来てもらい、手持ちのスペアタイヤに交換してもらった後、近くのカーショップでタイヤ一本交換してもらう事に。
スペアタイヤで会社まで戻ってもよかったのだが、まだ移動距離200km以上あったため、念のために購入したのである(もちろん領収書はもらった)。
JAFの人によるとこの季節はこうしたトラブルが多いのだという。
タイヤの側面を何かで傷つけてしまい、そのまま暖かくなる今頃に高速道路を走ると、タイヤ内の空気が膨張しその傷ついた側面の一部に圧力がかかってバーストするらしい。
…誰だよ、タイヤの側面こすったヤツは…(少なくとも私じゃない)…。
ま、大事故にならずに済んだのは幸運だったと言うべきか。
…いや、そもそも幸運ならこんなトラブルに遭うこともなかったのかもしれないが…w