地デジチューナーカードの単体発売が始まったせいか、それともそのために大きくやってるのか、最近PCで地デジという触れ込みが多い。
もともと地デジ放送を受信するにはB-CASカードなる暗号信号をデコードするものが必要で、そのカードを発行するための規約のせいでメーカー製PCでないと地デジチューナー搭載が難しかったのが、その規約の改定でチューナーパーツ単体発売が可能になった事で自作ユーザーに大きく売り込んでいこうという流れのよう。
まぁ…時代の流れから考えれば当たり前の動きではあるわけだが、この動きの一連にフルHD液晶モニタが絡んでくる事を考えると、もっと普及して液晶モニタの低価格化につながって欲しいなと思ったりもする。
そんな中、I-O DATA機器の“LCD-DTV221XBR”という22型の液晶モニタが発売になったワケだが、コイツはモニタの方に地デジチューナーを内蔵したパターン。
しかしよく考えて欲しいのは、モニタの方にチューナーが内蔵されているという事で録画に対応しておらず、PC本体と連動してHDDに録画してくれるような機能も付いていない。
この製品にどれだけの需要があるのかはかなり微妙ではないかと思う。
せめてWUXGAのフルHD対応なら、まだ売れるのかも。
価格は高くなるが…。
2008/05/16 • no comments