昨日のアクセスも500件近くあった。
自分の思い出に当たる部分でいつもよりヒット数が多いというのは、ちょっとではあるが救われた気分だ。
今回の件は忘れたくはないが、いつまでも引きずっていてもいけない問題。
それは人も犬も違いはない。
死んだ者をいつまでも思い続けるのは、かえって失礼ではないかと思う。
完全にその存在を忘れる事などできはしないが、学んだことを教訓に生きていく事の方が、浮かばれるのではないかと勝手に思ったりする。
なので、今日からはいつもの私へと立ち返りたい。
で、いきなりReady Boostの話である。
Ready Boostって何?という人はコレでも読んで欲しい。
要するにWindows Vistaから搭載されたWindowsの高速化技術の一つである。
せっかくWindows7を導入したので、ちょっと使ってみた。
使い方は簡単。
USBメモリなどのメモリを接続 → そのメモリを右クリックしてプロパティ → Ready Boostのタグを開く
これであとは設定次第の話になる。
Vistaの時には結構制約の多かった使用デバイスだが、Windows7ではそれらの制約はほとんどなくなり、また扱えるデバイスも1種類だったものが無制限となった。
便利になったといえばそうなのだが、逆に速度的に効果が望めなくなる仕様でも使えてしまうという問題が浮上している。
Ready Boostで使う際には高速アクセス可能なメモリを使用した方が良い。
せっかく便利な機能だが、高速アクセス可能なメモリでないメモリでも使えてしまうため、性能向上を狙うならそのあたりに気を付ける必要がある。
で、その効果の程であるが…
ハッキリいうと“全くわからない”という事。
これはReady Boostのそもそもの目的と効果が原因のようである。
Ready BoostはWindows Vistaから搭載された機能だが、もともとは最低動作環境の動作を改善するために準備されたもの。
つまり、メインメモリ1GBの環境ではメインメモリのほとんどをOSが使用してしまうため、それをキャッシュで速度を補おう…というのがそもそもの目的。
つまり、十分なメモリを持ったPCだと、そもそもが効果が出にくいのである。
また、Redy Boostはメインメモリ容量の3倍のメモリ容量がある時もっとも効果が出るという話である。
ウチの環境だと24GBの容量が必要に…。
Windows7にはSuperFetchというものがある。
もちろんこれもVistaから引き継がれたものだが、このSuperFetchはメインメモリ上でReady Boostのようなキャッシュを構成し、ファイルアクセスを高速化させる技術である。
つまり、十分なメインメモリ容量がある場合はこのSuperFetchが有効に働き、Ready Boostの出番がほとんど無くなる可能性がある。
もともとMicrosoftもReady BoostはノートPCなど条件が厳しいPCの動作改善に有効と言っているようなので、私の環境ではあまり意味がないのかもしれない。
今もUSBメモリが1本まるまるキャッシュになっているのだが、使わないメモリであるため、別に損をしたという感じもない。
気休め程度ではあるが、これからも稼働させていくだろう。