Hondaの英国現地法人、ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドが、ジュネーブモーターショーで三輪のコンセプトモデル“Honda 3R-C Concept”を出展すると発表した。
HONDAが提唱する電動コミューターのデザインコンセプトモデルだそうだが、そのスタイルの先進性に個人的ではあるがちょっと感動すらしてしまった。
デザインはイタリアにあるホンダR&Dヨーロッパのミラノスタジオが担当したそうだが、まぁなんともスゴイデザインである。
まぁ、デザイナーの諸氏から言わせれば別に先進的でも何でもないのかもしれない。
こうした工業デザインは過去からいろいろとスゴイコンセプトが登場してきているわけで、この形そのものがスゴイデザインだという事はないのかもしれない。
だが、Honda 3R-C Conceptのスゴイところは、これがリアルの立体で作られているという事。
この画像では透明のキャノピーが完全に閉まった状態になっているが、これは人が乗っていないときの話。乗車時にはドライバー前方を覆うウィンドシールドになる。
市街地などでの近距離移動を目的とする環境性能に優れたコンパクトシティコミューターとして提案されているという事で、感覚的言えばSegway(セグウェイ)と似た様なものと捉えられるかもしれない。もっとも、Segwayはジャイロを搭載した新しい乗り物というコンセプトがあり、現状では分類不能で公道を走ることができないが、Honda 3R-C Conceptはバイクのコンセプトに近いため、公道を走れるかどうかという点ではSegwayよりずっと敷居が低いと思われる。
しかし…こんなのが街中走っている時代って、なんかカッコいい感じがする。
もっとも、私は恥ずかしくて乗れないだろうがw
2010/02/24 • no comments