Civilization(シヴィライゼーション)というゲームがある。
ターンベースストラテジーの最高峰と言われたCivilization IVが登場したのは今から4年前の2006年だが、その間いろいろな拡張パックが販売され、いろいろなMODという独自の拡張プログラムも登場し、すでにメーカー外で成長を続けるゲームがCivilizationというゲーム。
ターンベースストラテジーと言われても良くわからないかもしれないが、簡単に説明すると歴史を追従するゲーム、と言ったらわかるだろうか。
プレイヤーは特定の指導者として人類を導き、そこに文明や科学を与え、最終的に周辺の敵を駆逐もしくは従属、はては共存し最終目的を達成したものが勝つというのが本ゲームの目的である。
この説明だけを見ていると「なんだ、シミュレーションゲームか」と思うかもしれない。実際シミュレーションゲームと言ってもいいかもしれないが、それはあくまでもプレイスタイルだけの話。
やってみなければこの奥深さはわからないかもしれないが、ほとんどの場合、やってしまったら中毒にすらなると言われるのがストラテジーゲームである。
そのCivilizationの新シリーズであるCivilization Vが本家でとうとう発表された。
これは公式サイトに掲載されていたスクリーンショットの一つ。
従来、スクウェアヘックスだったマスはヘキサヘックスへと変わった。これでより戦術シミュレーションのような感覚に近づいたかもしれない。
だが、見た目の変化はこのゲームにとって大きな問題にはならない、と私は思う。
今回はゲームエンジンも一新し、各国のリーダーがその国の言語を話すようになる他、新たな要素やコミュニティ機能の強化が図られているらしい。
実際どんな要素が増えるのかはまだわからないが、発売が2010年秋という事だから、たぶん4月を回る頃にはもっと詳しい情報が流れてくるのではないかと思う。
現在のCivilization IVでもかなりの完成度の本ゲームは、実際それなりのスペックのPCで遊ぶと実に軽快に動作し、しかもその世界観のディープな部分を十分に堪能できる。
サイバーフロントから発売されているので、興味のある人は見てみるといいだろう。
たとえCivilization Vの発売が控えているとはいえ、Civilization IVでも脅威の面白さを持っているのは間違いない。
まずCivilization IVを経験してからCivilization Vの世界に進むのも悪くないだろう。
それほどまでにCivilization IVの完成度は高く、また面白いのである。
騙されたと思ってやってみるといい。
きっと眠れなくなること間違いないw