ラブプラスというゲーム…というか、コミュニケーションゲームがある。
今では知名度はかなりのものと思うが、発売されるまではほとんど話題になる事もなく、どちらかというと近い発売日だったXbox360用ソフト“ドリームクラブ”の方が人気があり、それでもいざ発売になるとラブプラスはどこも品切れ状態。気がつけばミリオンコンテンツと読んでも差し支えないほどの作品になっていた。
グラフィックが特別綺麗なわけでもなく、豪華な仕様というほどでもないにも関わらず、ファンのそのハマりようは異常とすら言えるほど。
私も試しにやってみたが、ああ、たしかに今までにはないタイプのゲームだとは思った。
世間では、ラブプラスのヒロインとリアル結婚式までやらかしたヤツがいるが、この巨大コンテンツの続編が発売となる。
タイトルは“ラブプラス+”で、読みはラブプラスプラスになる。
この画像はメインビジュアルの一部を抜粋したものだが、キャラクターを見てふと気がついたことがある。
メインヒロインの高嶺愛花の髪型がショートになっているのである。
ゲームの中でヒロインの髪型を変える(というか変えてもらう)事はできるが、メインビジュアルの段階でロングヘアからショートに変わっているというのには、何か理由があるのだろうか?
今回のラブプラス+は、前作同様、高校生という立場でキャラクター達と日常を過ごす事になるが、今作では新たに旅行などの非日常的な要素が追加されている。より一層リアルな恋人生活が体験できる…そうだが、前作でもリアルな結婚式をやらかしたヤツがいるのだから、そのリアル幅をより広げる事が可能…という言い方になるのかもしれない。
新シナリオの追加やシステム強化が行なわれる他、通信機能を使った新しい遊びの搭載も予定されており、さらに各キャラクターの服装や髪型、髪色の種類も大幅に追加されるようだ。前作よりもキャラクターの魅力がアップしているというところか。
ところで。
前作ラブプラスの最大の要素にして絶対的魅力は、そのボイスにあると私は思っている。
1500用語近くの個人名を収録し、リアルに自分の名前を読んでもらえる…というところに本作の最大の魅力があるのではないかと。
今回のラブプラス+では、その個人名収録数も大幅に増えているという。1500ボイスが具体的にいくつぐらいになるかは分からないが、読んで欲しい名前募集もコナミのサイトで行っていた。
個人名以外のボイスがどれだけ追加になるのかはわからないが、新シナリオでのイベントがあるため、その分はきっちりと増えているはずだから、キャラクター性をより濃くしているものと思われる。
何はともあれ、2010年夏には“ラブプラス+”が発売になる。
前回、Amazonで在庫切れを経験した人や、アキバでソフトが買えないといった状況に陥った人は、予め予約しておいた方がいいだろう。
ちなみにコナミスタイルではプレミアムパックとスペシャルパックが予定されているようだ。
詳細はまだ不明だが、レアリティを高めようという人は狙ってみてはいかがだろう?
公式サイト:ラブプラス+
http://www.konami.jp/products/loveplus_plus/