ハンゲームのMMORPG“TERA”が本日より正式サービス開始となった。
いきなり緊急メンテが始まってしまったようだが、パッドのキーアサインなどを変更できるようになったのだろうか?
オープンβの頃からいろいろ問題のあったインターフェースまわりやマウス問題など、そうした環境が整っていればよいのだが…実際はそんな事もなくサービス開始となったのではないかと思う。
TERAの最大の魅力はその映像の美しさだとは思うが、その美しさ故にキャラクターメイキングの部分で現時点では妥協せざるを得ない部分がある。個人的にはこの妥協点が納得できない所であり、より個性のあるキャラクターが作れるよう今後に期待したいところである。
そのTERAよりも私が期待しているMMORPGがある。
それが“Blade&Soul”という作品である。
今年の4月に韓国でクローズドβテストを一度行っているが、第二次クローズドβテストを8月29日から9月10日までの約2週間に渡り行う事を発表した。
日本では行われないのが残念ではあるが、今回のクローズドβテストでは、プレイヤーキャラとして前回の4クラス“剣士”“気功士”“拳士”“力士”に加え、新クラスの“暗殺者”が追加される。
他にも高レベルキャラクター向けのマップとなる“大砂漠”が追加され、レベル37までの体験が可能となり、よりMMORPGらしい採集と生産に関するシステム、そしてボスモンスターの実装、さらにパーティプレイの為のインスタンスダンジョンなどが実装される。
…中身だけ見ると、ホントにクローズドβテストなのか? と言いたくなるが、ここからさらにクオリティを引き上げるつもりなのだろう。
ただ、ここまでリッチな仕様になると、サービス開始となった時の価格が気になる所。
NCソフトである為、日本でサービス開始となってもおそらく月額3,000円になるだろうとは思うが、そもそも月額3,000円の価格設定はNCソフトだけだった。
しかし今回ハンゲームのTERAも月額3,000円という設定となっていて、MMORPGの一つの潮流として月額3,000円という流れが確立してしまいそうな感じを受ける。
たしかにリッチコンテンツともなれば、開発費も莫大な金額を投じているだろうから、価格が合わないのもわかるが、個人的には月額3,000円はやり過ぎだと思う。
この月額3,000円という価格が月額2,000円程度に落ち着いてくると、MMORPG人口は今よりずっと増えるんじゃないかと思うし、他社との競争に勝てる=一歩リードできるという構図になるんじゃないかと思う。
このBlade&Soulが月額2,000円になる可能性は…かなり低いとは思うが、いつもの轍を踏まない価格設定になってくれる事を祈りたい。