iPhone5に乗り換えて3日目。
私の近辺では電波状況から3G通信も地域的に弱い所がある状態であるため、とてもLTEの通信状況を知る由もなかったのだが、仕事で横浜方面に行く事になり、初めてLTE通信を体験する事ができた。
メイン画面にいつもなら“3G”と書かれているハズの所が“LTE”と表示され、見慣れぬ雰囲気。
普通に使っている分には何ら変わらない状況だが、ブラウザをいらいた途端…その通信速度の速さに驚いた。
どれぐらい速いかというと、体感速度で言えば2倍以上。
走行中の車内からのアクセスでありながら、とんでもない速さで表示されるその様は「Wi-Fiいらねーじゃん」という言葉がすんなり出てくる程であった。
今の世の中、WiMAXなどの無線技術の発達から、有線通信の速度に肉薄する速度が出ている。
あえて有線にする必要がない、という考え方にもうなずけるというものである。
ただ、無線はどうしても周辺事情に左右される所もあり、確実性がないという所に問題がある。そこをどうみるか? で、扱いが変わるだろう。もっとも、有線であってもベストエフォートである以上、帯域の確実性はないわけだが。
私的には無線で十分じゃん…と思ってしまう所もあり、膨大な量のデータ通信をしないのなら、あえて光通信を引かなくても無線で済ませてしまうという手もあるのだろうな、と思う。
電話回線を引かずに携帯電話のみ…という学生の選択肢が、通話だけでなく、データ通信も同じ方向に向かっているという事の表れだと思う。
SoftBankのiPhone5で使われているLTEの帯域は、現時点では2.1GHz帯という事だが、この後2013年にイーアクセスが保有している1.7GHz帯を加えて、そのエリア強化を行う。地方にもその恩恵が来てくれれば、ずっと使いやすくなるのだが、果たして私の周辺にくるのかどうか…。
それでも期待せずにはいられない。と思ってしまうほどのLTEの速度は魅力的である。