先日、iKeda Productから2階建てのAmp Base IIが届いたと言う話をしたが、それに使う基盤の一つ、LXU-OT2について気になる事があったため、いろいろ調べて見た。
気になった事、というのはノイズが乗るという事。
使ってみれば分かるのだが、PCが無音時の時、結構なノイズが乗るのである。
もちろん、雑誌付録の基盤であるから個体差があるのかもしれない。それは否定できないのだが、LXU-OT2を改造している人はこのノイズ対策をどうしているのか? という事が気になった。
改造している人であれば、ノイズを消す為にどこかのパーツを交換したりしている可能性もある。
ノイズは電気特性から出るものだから、組み合わせで出なくなったりする事もあるからだ。
で、ネットで調べて見ると、意外な事実にぶつかった。
LXU-OT2はロットによって使っている部品が違うというのである。
おおぐまが作る勝手気ままなホームページ
おおぐまとくまのいえ LXU-OT2の改造
http://www9.ocn.ne.jp/~ooguma/pasokon/lxu-ot2.html
このページ内に「LXU-OT2の当たり外れ」というリンクがある。
この中に、予約時に購入した場合とその後に購入したもので使用されている部品が異なっているという事が画像付きで書かれている。
個人的な話だが、雑誌付録で作られるものであるから、長期的に生産するものでない関係上、私はロットによる部品の違いなどある訳が無い、と思っていた。
ところが実際は違うらしい。つまり、ロットによって当たり外れがあるという事である。
このページに書かれている内容だと、Amazon.co.jpで購入したものについてはホワイトノイズがあるもののモスキートノイズがないものとしている。私は2個所有しているが、どちらもAmazon.co.jpで購入したものであるから、ホワイトノイズのみの製品になるのか、それともAmazon.co.jpで購入したものであっても、初期ロット品であれば問題品なのかもしれない。
このサイトには部品の画像まで載っているため、実際に自分のものと見比べればロットが分かるだろう。それによっては、私も部品交換を真剣に考える必要があるかも知れない。
…雑誌付録にどれだけ力入れてるんだよ、という話になるかもしれないが、意外と使い勝手が良いのも事実で、自宅ではLXA-OT1を、会社でLXU-OT2を使用していて、それなりに満足しているのも事実である。
だからちょっとしたテコ入れで良くなるのであれば検討したい…という気持ちがある。
ただ、LXA-OT1の改造はまだ未着手だし、言っているだけ、という部分がなきにしもあらずなのだが…。
電子工作技術はどうやってら身につくのだろうか?
こんな悩みを持っている時点で不向きなのだろうか?
話が変わってしまったが、とにかくLXU-OT2には当たり外れがある。
気になる人は、自分の基盤を確認して対策してみてはいかがだろうか?
追伸:
先に言っておくが、LXU-OT2はUSBオーディオとして音質は良くない部類に入る。
そもそもノイズ対策が十分にされていないし、DACとしても高級なものと比較するのもかわいそうなUSB DACである。雑誌付録なのだから仕方が無いのかもしれないが、使っているパーツにしても高級なものは何一つない。
ではLXU-OT2の魅力とは何か?
私が考える魅力は、個人で手を入れて遊べる…多分コレに尽きる。
普通に良い音を聴くという名目で使うなら、もうちょっと予算を出してちゃんとしたUSB
DAC製品を買うべきだと思うし、その方が無難。LXA-OT1やLXU-OT2の良さは、オペアンプを交換したり、コンデンサを交換したりして、自分の
好みの音に換えられるという事であり、その為に単純な両面基板を使用したりしている。
だから私自身もよく分かっている事だが、私のように電子工作ができない人にはハードルの高い製品と言えるかもしれない。
というわけで、私がココまで拘る理由は自分への戒めみたいなもので、自分で何としても電子工作技術を身につけたいという意思の表れである。
今の所根本的解決が見えていないのだが、そういう意図があってLXA-OT1やLXU-OT2という事である。
私と似たような考え方を持っていないと、このLXA-OT1やLXU-OT2と付き合うのは結構しんどいかも知れない。その事はお忘れなく。
そうだ! 真空管を組み込んで見るべきではっ!(ドヤ顔)
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真空管でどうやってデジタル処理すんの?w
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