最近FF14でクラフターばかりやっている。
ヌルイ進行
FF14をサービス開始時からずっと課金しつづけ、未だにプレイしている。
こういう人、多いようで既にもう少ないとさえ言われているようで、最近は離れていく人も多いようである。
その理由は、作品そのものの短調化にあるらしい。
その意味において、それを理解できないとは言わない。多分、熟れている人ほど、この単調さに飽きがきて、他ゲームに流れていく事は間違いない。
ただ、人には温度差というものがあって、私の様にヌルイ進行で進めている人からすると、未だにエンドコンテンツに到達していないという人もいる。
私など、3.0の蒼天のイシュガルドを導入したにも拘わらず、実はまだその3.0の入口にいる程度である。
メインキャラクターがイシュガルド入りし、新ジョブである暗黒騎士、機工師、占星術士に転職できるようにしたのみで、サブクエスト含めてほとんど進めていない。
まして、メイン以外のキャラクターなどは、未だに2.1ぐらいの位置にいて、イシュガルド入りすらまだ遠いレベルだったりする。
だからエンドコンテンツをバリバリ進めている人からすると、私のプレイスタイルは実に生ぬるく、また、何をしているんだ? という疑問すら出てくるかもしれないが、もともとプレイ時間をたっぷり採っているわけでもない為、おそろしくブルジョワな課金体制でFF14をプレイしている事になる。
それでも本人は、不満があるわけでもなく、できる事をできる範囲でプレイしているに過ぎないわけだから、人による温度差というのは、実に幅広く、また飽きずにプレイできている私に対して「幸せな人だ…」と感じる人もいるかもしれない。
進退窮まる
だが、そんな私だが、実は自分の中で進退窮まる事態に陥っているのも事実である。
クラフターが…飽きるのである(爆)
求められるものに対して材料を集めてただ作るだけ。
おそらく作業性で言えば、敵をただ倒し続けて経験値を稼ぐ事とあまり変わらないハズなのだが、どうしてもクラフターやギャザラーが飽きてくるのである。
鍛冶師、甲冑師、木工師、彫金師、革細工師、裁縫師、錬金術師、調理師の8つのクラフトスキルと、採掘師、園芸師、釣師の3つのギャザリングスキルがあるわけだが、ギャザリングは全て41程度、クラフトが裁縫師と錬金術師を除いて31程度まで上げた。
現在、裁縫師を31まで上げるべく奮闘中で、それが終わったら錬金術師を21から底上げしていく事になる。
…今こうして書いているだけでもしんどくなるぐらい、飽きてくるから困りものである。
クラフターを飽きずにプレイできる人が羨ましくて仕方が無いと思うのは私だけだろうか?
パッチ3.2
そんな進退窮まる状況の中、2月23日にパッチ3.2の実装が行われる。
メインでは、新エンドコンテンツ「機工城アレキサンダー:律動編」が実装され、サブクエストでは、事件屋「ヒルディブランド」の新ストーリーが加わる。
個人的にヒルディブランドはバカっぽくて好きなストーリーだが、前回では北の方角にすっ飛んでいったので、おそらくはイシュガルドに再登場するだろうと思っていたら、ホントに実装してきたので大笑いである。
またパッチ3.2ではパワーバランスの調整が入る。
今まで盾職が結構優遇される措置が執られつつも、俄然不憫な状況にあったが、ここに来て大きな調整が入るらしい。
というのも、盾職の攻撃力計算において、VIT(耐久)値が大きく反映される事になるからだ。
盾職はそのロール(役割)の関係上、どうしてもVIT依存にならざるを得ないのだが、そのステータスでは攻撃力がほとんど上がらない。なのでソロプレイなどではかなり苦しい展開になるのだが、VITが攻撃力に大きく関与する計算式に変更になると、攻撃力はかなり底上げされる事になる。
もちろん、従来のSTR(力強さ)も攻撃力に関与するステータスである事に変わりはないが、物理攻撃力への影響を引き下げるという調整の為、実際はVIT値がどの程度まで関与する事になるのか? という部分が重要になるわけだが、盾職が他職より大幅に攻撃力が上がるという事もないはず(そうなるとDPSの意味がなくなる)。
実際には実装された後に再検証という事になるだろうが、少なくとも強化される事は間違いないので、盾職、とくにナイトはそのあたり喜ばしい話になるだろう。
また、非常に微妙な立ち位置と言われている占星術士にも多少補正が入るらしい。
占星術士は実にテクニカルな職で、ランダム性の高いカードによって、いろんなスキルを発動させるのだが、現時点でヒーラー(回復役)は学者が最強と言われていて(というか妖精が強い)、占星術士の武器である天球儀のAI化の要望まで出ていたぐらい、立ち位置が微妙になっていた。
本来の白魔導師と学者、占星術士の3職を並べると、どうしても占星術士の行き場所がなくなってしまい、マッチングなどでも歓迎されないという不遇さである。
ランダム性の高いカードをシャッフルするスキルがあるのだが、そのシャッフルをした段階で、シャッフル前と同じカードが出てしまうという問題があり、微妙な立ち位置がさらに微妙になっていた側面もあるのだが、今回とりあえずそのシャッフルによって前と同じカードが出る、という仕様は廃止になるようだ。
また、機工師などはスキル周りに調整が入るようだが、詳しい情報は出ていない。
今更?
今回のパッチ3.2で、私が今更? と思っているのが「初心者の館」というシステム。
ロール(役割)に関わらないトレーニングと、ロール毎のトレーニングができるようだが、そのトレーニングを修了した時点でLv15の装備が貰えるようになる。
また、その館は専用の建物なども用意され、その中では専門的知識も憶えることができるようになるらしい。
今まで何故これがなかったのか? とさえ思える新システムだが、こういうシステムを搭載してきた、という事は、これから先新規プレイヤーの積極的な獲得を目指していく、という流れがある、という事でもある。
しかしながら、最近のスクエニはFF14に新規プレイヤーを引き込むような流れがあまり見えてこない。何故このタイミングでこのようなシステムを導入したのか、個人的には意味不明である。
どうせなら、3.0の蒼天のイシュガルドの時に入れるべきであり、今更感がどうしてもついて回るように思うのだが…。
もちろん、ないよりはあった方がいい。
ただ、コレを機にスクエニが新規プレイヤーを積極的に獲得していくという流れを見せるのであれば、もっと積極的なイベント開催をお願いしたいものである。
何はともあれ、多分まだまだまったりと私はFF14を続けていくので、いろんな変化を死んだ魚の目のような感じで見守っていこうと思っている(爆)