昨日、いろいろ考えて至った結論を試してみた。
まずはキャプチャユニットから
昨日、配信を諦めないといいつつ、未だ配信をそんなに行っていない現実があるという話をしたが、その理由の大部分がFaceRigにあるという事も説明した。
どうしてもFaceRigがLogicoolのC920の映像を拾わないという問題があったワケだが、それを解決すべくキャプチャユニットの変更すら視野にいれる必要があるかと覚悟を決めかけたのだが、やはりもう一度原点に戻ろうという事で、ドライバ周りから見直す事にした。
ホントは一番最初に見直す必要があるのは間違いなくLogicoolのC920だと思うのだが、昨日説明した通り、OBS StudioがキャプチャユニットのMonsterX U3.0Rの映像を直接取り込む事ができない事も原因と思われたため、MonsterX U3.0Rのドライバから更新する事にした。
実はとある問題からMonsterX U3.0Rのドライバは今までずっと初期ドライバを使用していた。…いや、今更隠しても仕方が無いので明確にすると、HDCPを無効化するために初期ドライバを使用していた。だが、今はスプリッタを間に入れている為、同様の状態にできている事から、ドライバを最新ドライバにする事にしても影響がないと判断した。
で、このMonsterX U3.0Rのドライバを最新ドライバにしたところ、いとも簡単にOBS StudioでMonsterX U3.0Rの映像を直接取り込む事ができるようになった。流石は最新ドライバである。
だが、この状態でFaceRigを確かめたが、やはりダメ。
というワケでいよいよC920の問題に取りかかることにした。
C920というかLogicool
取りかかると言っても、FaceRig以外では正常動作しているものに手を入れるワケだから、正常でないやり方をするしかない。
というワケで、まずはC920のドライバをデバイスマネージャから強制的にWindows標準のUSBビデオデバイスのドライバに変えてみた。
再起動を要求されたが、これでFaceRigが認識してくれれば問題はない。
すると…FaceRig側の設定ファイルが狂ってしまっているのか、起動直後は何も表示されていなかった。
恐る恐るFaceRigの設定を見てみると、一応C920は認識しているようで、選択肢の中に含まれていた。
そこで映像デバイスをC920にすると…今までうんともすんとも言わなかったFaceRigのキャプチャ映像に…どこかで見た事のある怪しげなおっさんが(爆)
「う、映ったーっ!」
思わず声に出して叫んでしまった(-_-;)
FaceRigを使って初めてカメラ映像をソフトの中で見る事に成功。
つまり、最初からLogicoolのドライバに問題があった、という事なのだろう。
ただ、Windows標準ドライバだとC920のパフォーマンスはほぼ発揮できないと言える。一定の機能とトレードオフという事になるのである。
そもそも、C920にはハードウェアアクセラレーションが搭載されていて、それによってフルHDのカメラ映像を実現している。まずそれができないというのが大きい。
まだ詳細までは確認できていないが、おそらくもっと影響はあると考えられる。
それを捨ててのFaceRig対応である。メリットがあるのかどうか実に疑問である。
問題は続く…
さて、FaceRigが無事利用できるようになったので、カメラ映像とFaceRig&Live2Dのトラッキングは後回しにして、OBS StudioでFaceRig映像を重ねて配信できるか確認してみることにした。
OBS Studio上でも、MonsterX U3.0Rのドライバを変更した影響が出ていて、そちらの設定も見直す必要があったのだが、それをさっさと済ませ、重ねる映像として「FaceRig Virtual Camera」の映像を配信映像に重ねる事にした。
映像を取り込むと…何故かFaceRigの画面が表示されない。何故? と一瞬悩んだが、この問題はすぐに解決。映らなかった理由は、FaceRig側で「Broadcast」にしていなかったから。外部にFaceRigの映像を映すには、FaceRigのブロードキャストをONにしてやらないと出力しないのである。
ブロードキャストをONにして、OBS Studioで映像を確認してみたところ、ここで新たな問題発生。
なんと、映像の色味が青いのである。
表示されるキャラクターがまるでガミラス星人である(爆)
FaceRigの映像そのものに問題はない。ただ、ブロードキャストした映像をOBS Studio上に表示すると、その映像が青みがかるのである。
いろいろ設定を見直して見るが、他のキャプチャ映像などは普通に色味も悪くないし、問題となっているのがFaceRigの映像だけである事から、問題はFaceRig側にあるか、もしくはFaceRigの映像を取り込んでいる設定にあると考えられる。
残念だが、まだそれに関して解決の糸口は見えていないが、まずは映像は移す事はできたし、動きも私の動きに連動してキャラクターが動作しているため、まずは一歩前進といったところである。
まぁ…問題はまだ続くのだが(-_-;)
CPU使用率は大丈夫だが…
青みがかる映像は気になるが、次に確認したのは、FaceRigを使いながらOBS Studioを起動した時のCPU負荷を調べて見た。
平均して大体30~35%と、意外と稼働負荷が高い事が判明した。
もちろん、これはWindows全体のCPU使用率であるため、他のプログラムの影響も考えられるが、極力他プログラムを起動させない状態でこの感じである。
この稼働負荷の状態でFF14など起動したらどうなるのか?
試してみた。
私はFF14をウルトラワイド液晶サイズにしてプレイしているので、フルHDでプレイするよりも稼働負荷はもともと高い。
その上でどうなるか試してみたところ、CPU使用率は最大で51%で少ない時だと29%と思った程負荷がかかっていない事が判明した。これなら行けるか? と思ったのだが、FF14をアクティブにすると、FaceRigの動作が完全にコマ落ち状態になってしまい、マトモに稼働していない状態になってしまった。
逆にFaceRigをアクティブにすると、FaceRigは普通に動作するが、今度はFF14がコマ落ち状態に…。
これは私のPCのCPU問題なのか、それともDirectXの問題なのか…。
共にDirectX11で動作させているので、それが原因?
なんだかもうよく分からない状態である。
なので、今の段階で言えることは、少なくともFaceRigを使用する時は、Windowsは配信に専念させ、ゲームはPS4などが受け持つ必要がある、という事である。
もしWindowsゲームを配信したいときは、もう現時点ではFaceRigは使えない、と考えるしかない。
まぁ、今度は別問題なのでまた解決策を探ってみるが、問題はまだまだ山積みである。
少なくとも、この青みがかっているという問題と、コマ落ちという問題が次の課題という事になる。
さて、また解決策をいろいろ模索するか…。配信はいつになるのやら(爆)