私のメインPC入れ替え時期がさらに混迷してきた感じ。
更なる遅れが…
Intelの第8世代Coreが10月に登場するという話がより見えてきた今の段階で、私のメインPC入れ替え時期は年末以降になる事は既に決まっているワケだが、年末まで引っ張る理由は何も予算だけの問題ではなかった。
というのは、Intelの第8世代Core、その中でもデスクトップ向けと言われている、Coffee Lake-Sは2017年秋に登場したとしても、その時に同時発売されるチップセットは、Z270の延長上版であるZ370となり、新世代の機能を搭載したチップセットは2018年頭になる、という噂が出ていたため、それならば年末から来年頭にかけてIntelコアにするかAMDコアにするかを再度検討すればいい、と未来予測していたからだ。
Ryzenにしても、Zen+での製造が見えてくる頃でもあるし、年末くらいで一度情報を再整理する事で、次期メインPCの構成はより明確化してくるだろうと考えていたのだが、ここに来てIntel側の情報に穏やかならざる話が浮上してきた。
なんと、Z370の次に出てくるであろう新チップセットは、2018年下半期になるという話が浮上したのである。
北森瓦版
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AMDで固めろという事か?
一応、CPUだけで見れば、Coffee Lake-Sの上位版である8700K(仮)は6コア12スレッドで、その性能もそこそこ期待できるものという事は見えている。もちろん噂だし予測でしかないのだが、現行世代の性能から考えればその予測は大きく外れているとは考えにくい。
だが、この秋に登場するチップセットは基本的に前世代版と同じ機能でしかなく、新機能版はその次にくるであろうCanon Lake系と同等のものになると予測されていた。
だが、やはりというか、ここで登場するZ370の製品の旬な時期を考えれば、せめて1年弱くらいは成立させるだろう事を考えれば、その次世代のチップセットが2018年下半期にズレ込んだとしてもそれは納得のいく話。
だが、それが事実だとしたら、年末にメインPCの構成を考える際に、私のIntelを選ぶ理由がかなりなくなるとも言える。
つまり、この噂が事実になれば、自ずと私がメインPCで執る構成は主としてAMDのRyzenシリーズが有力になる。いくらCPUが良くても、組み合わせるチップセットが前世代と同等だったり、未来性が薄いとなればどうしても選択するメリットが見えてこない。
チップセットの性能で言えばAMDもあまり変わらない、という人もいるかもしれないが、総合的な性能としてCPUとチップセットを合わせた性能で考えていたから、今の噂が事実になればIntel側が不利になる事は想像に難くない。
なんか…年末から来年頭に入れ替えを実施する事を前提とするならば、今の時点ではAMDを選べと言われているような気がしてならない。
読みにくくなった現代
自作ユーザーからすると、最近は新世代構成の内容はホントに読みにくくなってきた。
Intel一択であれば、多少読みにくくてもそんなに悩むレベルのものではないのかもしれないが(実際はそうでもない)、これが二社択一であるなら、読みにくくなるという現状そのものは非常に困るというか、実に歯切れの悪い話である。
まだ半年近く先の話なのに…と思うかも知れないが、数年に一度のメインPC入れ替えだからこそ、この部分は譲れないものがあり、気にすべき事である。
ま、実際は導入する際にもう一度確認する事だし、今予測しても結果は変わらないのだが、何事にも予想とか計画というものがあるので、こういう性能予測が読めないという事実は、どうしても話題として大きな問題となってしまう。
…こういう話、夏前にもしたかもしれないな。
と言うわけで、私と同じような境遇にいる人は、年末もしくは来年頭の新PC入れ替え計画は混迷を極める事になりそうだと覚悟を決めた方がいいかもしれない。
予算が今の段階で準備できるなら、とっとと今のウチにRyzenに突貫するという手もいいかもしれない。
少なくとも半年前には現世代のアーキテクチャを堪能できるし、迷いも少なくても済む。
本来PCは「欲しいと思った時が旬」なので、私のように迷わない方が得策である。
私は…迷いたくて迷っているのではなく、予算の都合の問題もあるのだが、その都合さえなければ今すぐ突貫の方が精神的にも良さそうである。
それにしても…上手くいかない時期だなぁ…。