KickStarterでのクラウドファンディング、成立せず…。
達成率24%
このBlogでも紹介したが、PS VITAの1000番台に取り付ける、R2/L2ボタン搭載グリップカバーの前面パーツを交換して「PS Vita(PCH-1000)用PS Vita1000型用 L2/R2後付け前面ボタン」へとグレードアップする企画が、Kickstarterでのクラウドファンディングを開始した。
それが6月中旬だったワケだが、その〆切りが本日である。
この状況下で達成率は24%と、現時点ではもう達成する見込みがほぼない事が確定した状態である。
正直、残念でならないのだが、私一人ではどうにもならないのも事実であり、これはもう諦めるしかない。
PS VITAは国内ではまだソフトが発売される見込みのあるデバイスだが、海外ではもう新作が発売される見込みがない、と告知されている。
今もっとも有効活用できる方法としては、PS4のリモートアクセスに使用するパターンだが、おそらくこのグリップカバーを使っている人の大部分は、用途としてリモートアクセスのコントローラーとして利用している人だろうと思う。
もちろん私もその一人なのだが、今回の「PS Vita(PCH-1000)用PS Vita1000型用 L2/R2後付け前面ボタン」のカバーを追加する事で、PS VITAの全面タッチパネルすらもコントローラーのボタン操作で受け付けてくれる機能を持たせる事ができたのだが、このクラウドファンディングが設立しない事にはどうにもならない。
やはり、1000番台は過去の遺物という事なのだろうか?
2000番台は発売済み
この「PS Vita(PCH-1000)用PS Vita1000型用 L2/R2後付け前面ボタン」を搭載したグリップカバーだが、実は2000番台のPS VITA用は既に発売されている。
なので、第2世代以降のPS VITAを使っている人は、市販されているグリップカバーを使えばそれで事済む話である。
だが、1000番台は市販されていない。前面ボタンがないグリップカバーは少数ながら市販化されているのだが、それもおそらく在庫はもうほとんどないハズである。
既に忘れ去られている事と思うが、PS VITAの1000番台と2000番台は、構造的にも大きな違いがある。
それは1000番台は有機ELパネルを搭載しているが、2000番台は液晶パネルへと変更されている。この構造の違いから、本体の厚みなどにもサイズが異なる事から、グリップカバーなどが共通化できない為、1000番台は特別製のものが必要になる。
これがメーカーがKickStarterを利用する理由なのだが、出荷されている数が数なので、やむを得ない選択肢だったと言える。
何はともあれ、今回のKickStarterによる募集が完遂できない事はほぼ決定なので、グリップカバーのアップデートはこれで見送りになるだろう。
もう少し達成率は伸びるだろうと思ったが、残念である。
KickStarter「PS Vita(PCH-1000)用PS Vita1000型用 L2/R2後付け前面ボタン」
http://bit.ly/2KrNEB2 (現在はリンク切れ)