先日から、メインPCの今後を悩み始めている…。
システム入れ替えの前に
先日から、メインPCでOptane Memoryが使えない状況を打破する為、その原因やら根本的な構築方法やら、いろいろ調べたり考察したりしている。
一番確実なのは、OSの再インストールなのだが、システムの再構築にどれだけの時間がかかるかは、昨年末の現メインPCの設定の時を考えれば、2~3日かかるという事はわかっている。
それだけに、再インストールだけは何とか避けたいと思っているのだが、いろいろ調べれば調べるほど、今回の構築できないという理由が見えてこない。
やはりマザーボードのUEFI/BIOSの設定だろうか?
それともインストールした状況だろうか?
念の為、メインPCのWindows10のシステム情報を確認してみるが、そこの「BIOSモード」の欄はまちがいなく「UEFI」と記載されている。
つまり、見た感じでは今年5月2日、3日、4日と3日間で行った作業で起動出来なくなったりした作業で、間違いなくOSはUEFIモードで起動するようになっているハズなのである。
それでもIRSTを起動させると、機能を使える環境にない、と言われてしまう。
こうなると、もう手が付けられない…となるところだが、もう一度だけUEFI/BIOSの設定を見直す事にした。
すると…以前検出するデバイスはすべてUEFIのみにしたつもりだったが、そこでレガシーBIOSを検出する設定に切り替わってしまっていた事を発見!
ついでに、AsRockのAPP Storeを確認すると、いくつかのドライバなどの更新があったので、それも適用して、すべてUEFIから検出するように設定変更してみた。
祈るように…
その後、IRSTそのものをアッブデートする事になったが、そのおかげでIRST上で今まで見えなかったOptane Memoryが見えるようになり、しかもOptane Memoryで高速化できるデバイスとしてSATAのHDDも見えるようになり、Optane Memoryを有効化できる状態にする事ができた。
何たる僥倖!
…イヤ、原因はよくわからないんだけどさ(-_-;)
おそらく、UEFI/BIOSの設定とIRSTのバージョンを更新した事が理由だろうと思う。
で、早速Optane Memoryを有効化し、高速ドライブの作成をやってみた。見事RAID構成に!
これで少なくとも通常のHDDよりは高速アクセスが可能になったハズである。
念の為に
ここまで漕ぎ着けるまで、かなり苦労したのは事実だが、ではその苦労に見合うだけの性能を得られたのか?
やはりそこが気になる所である。
で、念の為にその速度を測ってみた。
まずは比較対象となるNVMe M.2 SSDの速度。以前より遅いかもしれないが、少なくともHDDよりはずっと速い。
で、次はOptane Memoryによって高速化したHDDの速度。ん? 部分的にNVMe M.2 SSDより速い読み出しがある(爆)
一応、以前計測したHDDのみの時の速度はというと…もうね、劇的な変化でしょ。
これですよ、コレ。
Optane Memoryによって、これだけの差が付いたという事。
書き込みはSSDと比較しても遅いかもしれないが、少なくとも読み出しは劇的に速くなっている事を考えれば、キャッシュとして使用する上では何ら問題はない。
というか、今まで遊ばせていたOptane Memoryを使って、これだけ劇的変化を起こせたわけだから、何も言うことはない。
とりあえず、何とかOptane Memoryを使う事ができるようになった。
決め手はやはりUEFI/BIOSの設定といったところか。
自作PCを極めるのはまだまだ道のりが長そうである。