画面下部が割れていると、指が痛い…。
画面欠けが深刻
私が使用しているiPhoneXの液晶画面の下部が欠けたという話を以前した事があるが、それ以降、実はまだ修理に出していない。
修理に出していなかった理由は、単純にそのヒマがなかったから、という事もあるが、母親が入院したり、その関係で費用にかかる金銭的問題だったりといろいろあるのだが、今年に入ってちょっと深刻な問題が表面化している。
もともと、ガラス部分が欠けているという状況で、しかもその場所が液晶画面下部になるため、FaceIDのiPhoneXだと、ちょうどホーム画面に戻る時の動作が画面下部からのスワイプになる事から、欠けた部分を指で上に向かって滑らせるという行為が必要になる。
このスワイプの際、欠けた部分をなぞる事になるので指が引っかかり、場合によっては人差し指表面の皮を傷つけて切ってしまうなんて事も起き始めたのである。
指の動きに反応する為、割れていても使える事は使えるが、ホームに戻る度にこの欠けた部分をスワイプする必要から、非常に危険かつ使いにくいという問題が出てきてしまったので、これは流石にもう修理に出してナオしてしまった方がいいかな、と思い始めた。
前々からこの欠けた部分が僅かながらでも拡大化しているんじゃないかと思っていたが、どうも実際に拡大化しているようで、指への引っかかり頻度が多くなったと感じたのは、この拡大化が原因のようである。
docomoの場合
私は今回キャリアをdocomoとしてiPhoneXを購入したので、万が一の対策としてdocomoの「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad」に加入している。
月額750円と安くはないが、年2回までどんな修理(バッテリー交換除く)でも11,000円で利用できるという、お得なのかお得じゃないのかわからないようなサービスである。
実際、これがお得になるのか、或いはお得じゃないのかは、その人の端末料金と頻度によるのだが、iPhoneX移行の機種はとにかくガラスで覆われているので、特に背面ガラスなどが損傷するととんでもない金額の修理費になる。
Appleが提供している「Apple Care+」という補償サービスもあるが、あれは購入後2年間に2回までという制約があり、バッテリー交換も対象になるといいつつも、修理が発生した時には別料金も加算されるので、金額的には多少安く済むが長期的な補償サービスにならない弱点が存在する。
そうした両者の補償サービスの比較から、私はdocomoのサービスを選択したのだが、今回の液晶画面欠けによる修理は、この「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad」を利用するのが妥当になると考えている。
…独自に修理を頼むという手もあるが、おそらく11,000円内に収まるとは到底思えないのである。
やり方は2種類?
このdocomoの「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad」だが、全国のdocomoショップでサービスを受けられる…わけではない。
基本的には限定的なショップでの対応になり、大枠としてはネット及び電話での依頼を行い、代替機が届いた段階で修理対象のiPhone&iPadを返送するという手順を採る。
ただ、このやり方ではなく、まずdocomoショップに相談に行くという手段もあるようで、相談した結果、そこで受け付けてくれるという所もある…らしい。
私はこのような修理依頼をしたコトがないので、実際受け付けてくれるのかも分からないのだが、知人から、相談に行ったらその場で代替品を出してきてくれたという話を聞いた事がある。
なので、一度近くのdocomoショップに相談に行くという手段も視野に入れて今後を検討したい。
ただ、どのような状態であれ、今手元にある個体が修理されるのではなく、代替品に入れ替わる事になるので、機種変更と同様のようなデータの移行等の手続きをする必要がある。
住所録やLINE等アプリデータ等の移行に加え、今ならApple Pay等もどのように移行するかを調べた上で対応する必要がある。
基本はiTunesもしくはiCloud
iPhoneやiPadの基本的なデータ移行は、iTunesの利用かiCloudの利用が基本になる。
PCやMacにiTunesをインストールしてあれば、それとiPhoneが連携していれば大凡バックアップデータはそのまま引き継がれる。
ただ、ココでバックアップされないデータがある。
それはアプリ内の一部のデータで、例えばLINEのデータであったり、ゲームのアプリ内データなどである。こういうのは、各サーバ内に個人のデータを保存しているケースがあるので、データ移行方法を各アプリ内で調べておく必要がある。
ほとんどの場合、何桁かのパスコードやTwitter連動などを利用してデータの確認を行う認証方式を採るが、たまに違う事があったりするので注意が必要である。
また、そうしたデータ移行よりもっと重要なのが、Apple Payの移行である。直接お金に関わる部分なので、この部分の移行は下調べが必要である。
基本、Apple Payの設定はApple IDに紐付いているので何もする必要が無いのだが、唯一前準備が必要なのがSUICAである。
SUICAは交換される旧端末上のWalletアプリで削除しておく必要がある。この削除という行為によって、SUICAデータはJR東日本のサーバにその全てのデータが待避される。
その上で交換後の新端末で同一のApple IDでWalletアプリを起動し、SUICAを登録とするとJR東日本のサーバと接続し、待避させたSUICAが表示され登録できるようになる。
SUICA以外のクレジットカードをApple Payで運用していた場合は、この作業は必要ない。理由は単純で、SUICAは元々が同時に複数の端末で利用できない仕様になっている為に、移行するという作業が必要になっているだけで、他クレジットカードは登録そのものは複数の端末で運用できる為、バックアップデータにクレジットカード等の情報がそのまま含まれているハズなので移行作業なく復元できるわけである(要確認。私自身は未確認である)。
その他、クレジットカードと連携するようなアプリも一応データ移行に関して何か制約があるのかは確認しておいた方がいいだろう。
また、ネット認証などでワンタイムパスワードを生成するタイプのアプリケーションも場合によっては移行の手順がある。この手のアプリは、端末情報を識別するケースが多いので、一度解除するなりの手順で移行させる必要がある。
とりあえず情報は広く集める
私自身、こうした情報をネットから集めてくるのだが、とにかく後からいろんな制約が生まれると、その時点で対応しようとしても既に手遅れ…なんて事も考えられる。ほとんどのケースで複数の復元手段を用意しているとは思うが、必ずしもそうではない場合もあるので、とにかく情報は広く集めた方がいい。
とりあえず今回の件では、以下のサイトを参考にしている。
失敗しない、iPhone機種変更時のデータ移行 完全ガイド
https://appllio.com/how-to-transfer-iphone-data-and-use-move-to-ios
ドコモ情報裏ブログ
https://docomosmart.net/ketaihosyo/
今後、スマートフォンはその機種変更までの期間が長くなると私は見ている。
私自身も3年は同一端末を使い続ける事はほぼ間違いないと思っているし、今後それが4年に伸びる可能性も視野に入れている。そうなれば、自ずと修理して使用しつづけていく事が予想されるだけでなく、新型への乗り換え頻度にも影響が出てくる。
Appleやその他スマートフォンメーカーは、新機種投入タイミングを1年毎に現在行っているが、これを2年毎にするかどうかはわからない。可能性として毎年新機種を発表し、販売台数は今までの半分を想定する…なんてメーカーも出てくるかもしれないが、少なくとも性能的に毎年買替える必要があると考えている人はもうほとんどいないハズである。
故障による交換になるのか、機種変更になるのかはその人それぞれによるが、データの移行は今後スマートフォンを使っている人全てについて回る事でもあるので、少なくともデータの移行方法はある程度氏っておいた方が良い情報である。
というわけで、私も近々の内に修理の手順に入ろうかな…。