ホントに届くんだろうな?
Amazon.co.jpで見つけた
Radeon VIIが発売されてから、その後「やっぱり買いだったかなぁ」と思い続けていたのだが、モノがなくて結局買えなかった日々が続いていた。
時々、週末になると秋葉原の店舗が1個とか2個とか入荷したという情報を流していたが、電話取り置き不可だったり、早い者勝ちだったりして、地方在住の私からするとその競争率の高さからとても買えるような話にはならなかった。
こういう時、やはり秋葉原に仕事帰りとかにでも行ける人はいいなぁと思ったりするが、今の私はそういう条件にあるわけではないので、結局その情報を得たものの活かす事などできるはずもなく、買えないのがもはや当たり前という感じだった。
そんな時、やはり2ndロットが出回るという噂を聞いた。
前々からそんな噂があったにはあったのだが、真実味が今一つだったため、信じていなかったのだが、ここに来て2ndロットの話を耳にする事が多く鳴ってきたので、これはチャンスがあるかもしれない、と思い、今まで以上に情報を仕入れないとダメだな、と、Twitterの検索ワードに「Radeon VII」を入れて状況を探っていた。
私が扱うツールの中で、もっとも情報が早いのはTwitterである。利用しない手はないと考えた。
すると…今日になってMSIのRadeon VIIがAmazon.co.jpで予約を受け付けているという情報をキャッチした。
コレは!と思い、即座にAmazon.co.jpで確認してみたところ、納期が3月13日以降とかそんな日付になっていて、今から一ヶ月後になるのか…とちょっと悩んだが、商品ページに他メーカーのRadeon VIIが掲載されていたので、そちらを確認したところ、PowerColor製のRadeon VIIが、価格が安く、また納期が2月28日~3月3日となっていたので、そちらをポチッと注文する事にした。ホントはAsRock製が欲しかったんだけどなぁ…。
価格は93,938円
以前調べた情報だと、AsRock製の場合、税抜価格が86,000円という事もあって、実際の購入価格は92,880円となる店頭が多いようだった。
今回、Amazon.co.jpで注文できたPowerColor製は、税込価格で93,938円と、税抜価格だと86,980円と980円差である事がわかった。
モノがないので、この際価格に関して細かい事は言えないのだが、これぐらいの差額なら問題なしとして注文した。
ただ、AsRock製は保証が2年と他メーカーよりも1年長いらしいので、その差も含めて考えれば、やはりAsRock製に軍配が上がるところではあるが、何と言ってもモノがない。
今はまず確実に入手できるという事を最優先として、PowerColor製であっても注文できた事を喜びたい。
…まぁ、問題はAmazon.co.jpで注文できたからといって、確実に購入できるのかどうかという問題は常について回るのだが。
オリジナルファン搭載版
Radeon VIIに関して、各ベンダーのオリジナルファンを搭載したモデルが登場しない、と可能性を全否定したような話は未だ聞かない。
だから可能性だけで言えばオリジナルファンモデルが発売されるかもしれないのだが、個人的にはオリジナルファンモデルを発売するほど、モノが出回らないだろうな、とも思っている。
以前から説明していたように、Radeon VIIに関して言えば、AMDが赤字覚悟で製造しているという話もある事から、あまり製造数を多くしないだろうという見解が多い。
また、リファレンスモデルのヒートシンクも、かなり手の込んだ作りになっている事から、ベンダーオリジナルモデルを設計する上で、ヒートシンクの構造は価格をつり上げる原因になりかねないし、ベンダーはオーバークロックモデルにしてくるだろうから、余計に排熱処理は手の込んだものになるだろう。
そうした背景から考えて、私自身はリファレンスモデルで十分だと思っているし、Vega64を購入した時もそういう考えで最終的にリファレンスモデルを購入している。
オーバークロックされた性能を期待したい人も多いとは思うが、Vegaアーキテクチャはオーバークロックした時の消費電力が異常なまでに大きい事も有名だし、発熱量が爆発的に増える事も周知の事実である。
その事実を前にして、ベンダーオリジナルモデルを購入する勇気は私にはない。
ま、発売される事を期待している人には悪いが、いろんな諸条件からリファレンスモデルのみの販売ではないかと予想する。
ドライバの熟成度
Radeon VIIの性能に関して言うと、現時点でのベンチマークではGeForce RTX 2070を超えるぐらいの性能があると言われている。
まぁ、不得意なアプリケーションもあるので、全てにおいて上を行く、という事でもないだろうが、性能的にRTX 2080に並ぶか下回る程度というのが今の性能である。
ただ、AMDではよくある話だが、これはドライバの最適化が成される前の話であり、ここ最近Radeon Settingのアップデートが数回行われている事を考えると、僅かながらに最適化が進んできている可能性がある。
最終的なものは数ヶ月単位の話になるかもしれないが、最適化が進めばそれだけ動作も軽くなるので、今後は16GBのHBM2メモリーの活用が進み、ベンチマークは向上していく可能性がある。
Radeonはまるで“するめ”のようなビデオカードである(爆)
とりあえず、早ければ一週間後あたりにRadeon VIIデビューとなる。
WQHDよりも広いデスクトップでPCを使用している私としては、16GBという広大なメモリ空間は魅力的であり、また処理能力が向上するのは喜ばしい事である。