本来なら電源不要のものを電源ありで…。
プレイヤーを操作するゲーム
2013年、PC版ゲームとして「Knights of Pen and Paper」というゲームが発売された。
海外版のゲームなので、私もその存在をほぼ知らなかったのだが、今年5月29日に、海外版Nintendo Switchでこの「Knights of Pen and Paper」が発売された事で、その存在を知ることになった。
その「Knights of Pen and Paper」が、日本語版Nintendo Switchにも本日発売されたという事で、実はちょっと興味が沸いている。
というのも、この「Knights of Pen and Paper」は、TRPGのシステムを取り入れ、ゲームマスターととの対話やダイスロールの結果でゲームを進行していくゲームだからである。
しかも、プレイヤーが操作するのは、そのゲーム内のTRPGをプレイするプレイヤーだというからややこしい。
誰だ、こんなゲームを考えたヤツは!(爆)
発想はものすごく奇抜だが視点はとても良いと思うぞ!
見た目は8bit風
本作の見た目は、何となく昔みた事あるような…という8bit風のファンタジー世界になっている。戦闘システムはコマンドバトル形式だし、敵を倒したりクエストをクリアしたりして経験値を獲得してキャラクターをレベルアップさせていくという辺りも、実に王道なRPGシステムである。
だが、根本的に違うのは、プレイヤーが操作するのはゲーム内で展開されるシナリオをロールプレイするキャラクターである。
そのキャラクターは宇宙人だったり、ゲーマーだったり、ピザ屋のアルバイトだったりと、実に個性豊か。プレイヤーは、このゲーム内プレイヤーを操り、TRPG内で活動するキャラクターを作成、プレイする。
作成できるキャラクターは、騎士や戦士、魔法使いなどよくあるクラスもあれば、魔女、ネクロマンサーなど特殊なものまで結構バリエーションがあるらしい。最終的にこれらのキャラクターを作成して、ゲーム内のTRPGをブレイしていく。
やってみないとわからない
一応、作成したキャラクターを使いながら、ゲーム内プレイヤーでゲームを進めていく。
村人や王様から様々なクエストを受注し、クエスト達成に向かっていく。
敵を倒すクエストなら、敵の数を自分で選んでチャレンジすれば、難易度を変えることができるようになっているので、ゲームそのものの難易度を自分で変更できるシステムとなっているようだ。
こういう時、探索系クエストなら、探し物がより困難な場所にあるとか、探す個数が増えるとかで難易度を変えるという事になるのだろうか?
システムそのものが今までにあまりない奇抜なものなので、予想が付きにくいが、それだけにこのゲームへの興味が尽きない。
価格は1,600円(税込)という事なので、Nintendo Switchを持っている人なら、気軽に購入するコトが出来ると思う。
興味のある人はぜひプレイしてみてはどうだろうか?