DEATH STRANDING Director’s Cutが割引だったので購入した。
価格は1,024円
Steam版のDEATH STRANDINGを以前に購入し、プレイしていたが、その後ご存じの通り、DEATH STRANDINGはDirector’s Cut版がPlayStation5で発売され、ある種追加内容が付加された状態の新版が登場した。
Steam版もDirector’s Cut版が登場したのだが、私はしばらく様子見をしていた購入していなかった。
そもそも、SteamのDirector’s Cut版は価格が4,980円と割安での販売ではあったが、旧DEATH STRANDINGを購入していた人向けに、アップグレードパスが用意されていて、わずか1,280円でアップグレードが可能になっていた。
値段が値段なので、いつかはアップグレードしようと思っていたのだが、プレイする時間もない事から、今まで様子見していたのだが、先日から20% OFFというセールが行われていたので、この機会にと購入する事にした。
通常、この手のセールは新規購入の価格に適用される事が通例だが、DEATH STRANDING Director’s Cut版はアップグレードパスにも適用された結果、価格は1,024円になった。
256円引きという微妙なセールではあるが、アップグレードパスにも適用されたという事に意味がある。
いや、ありがたい話である。
従来との違い
PC版のDEATH STRANDINGは、PS4版と違い、最初からモニタ解像度の設定が自由だったりといろいろと拡張されて発売されていた部分もある。
今回のDirector’s Cut版は、それにさらに追加される形で、フォトモードが搭載され、ハイフレームレートに対応し、ウルトラワイドモニタに対応したという違いがある、とされている。
だが、前述したようにウルトラワイドモニタに対応した、というのはPC版の場合、何を今更…という追加要素である。元々のDEATH STRANDINGで既に対応しているからである。
なので、PC版のDEATH STRANDING Director’s Cutは、フォトモードの追加とハイフレームレートへの対応というのが、ゲーム実装に於ける違いである。
もちろん、ゲーム内ではレース場が追加されていたり、戦闘におけるアクションが追加されていたり、それにあわせて武器なども追加、また配達をサポートするアイテムにも様々な追加要素があるというのは間違いない。
なので、今までDEATH STRANDINGをブレイしていた、という人でも、Director’s Cut版で全く異なるゲーム体験をする、といった事も可能だろうと思う。
起動するも…
いざ、購入、インストールを済ませ、プレイ開始としたところで、イキナリエラーが表示されてしまった。
表示されたエラーコードからDirectX12関連のエラーかと思ったのだが、とりあえずSteam上でインストールされたローカルデータの整合性を確認したところ、1つのファイルが足りないという事のようで、いきなり再インストールが開始された。
足りないデータだけインストールするのだろうと思うが、やけにインストールに時間がかかる。というか、足りないデータのみを選択するのに時間がかかっている様子。
この辺りはSteamの仕様だからゲームの問題ではないのかも知れない。
しばらく待つととりあえず足りないデータはインストールされ、正常にプレイできるようになった。
SteamでPCゲームをコントローラーでプレイする際に気をつけなければならないのは、決定ボタンが[×]だという事である。一応、Big Pictureモードで入れ替え等もできるのだが、日本のゲームの中にはゲーム中の設定で決定ボタンを変更できるものもある。
この決定ボタンの変更問題は、実は決定ボタンだけの話ではなく、全般的に[○]と[×]の操作方法が逆転しているという問題に直結するのだが、最近のゲームはそもそもの操作をボタン単位で割り当てるので違いが出るのは決定ボタンとキャンセルボタンのみ、という事も多くなってきた。
DEATH STRANDINGは、今回のDirector’s Cut版も合わせて「Option」の中のゲームコンローラー設定の中に「決定ボタンの切替え」の項目が用意されており、デフォルトでは[×]が決定に設定されている。これを[○]に変更すれば、所謂日本のゲームコンソールと同じ操作が可能になる。
と、ここまで設定してふと悩む事になる。
コンバートするか?
Director’s Cut版は、DEATH STRANDINGをプレイしていたデータを引き継ぐ事ができる。
引継ぎ方はDEATH STRANDINGのver1.07以降を起動し、ゲーム内の保存設定でコンバート用のデータを生成し、ローカルにDirector’s Cut版のデータを保存し、次にDirector’s Cut版を起動してロードゲームから先程のデータを読み込む事で引き継ぐ事ができる。
自動で引き継いだりしないので、引き継ぐ場合は手順を踏む必要があるのだが、そもそも引き継ぐで良いのか? と考える事がある。
というのは、今回のDirector’s Cut版は最初からのプレイ体験が結構変更されている。従来分かりにくかった部分をわかりやすくしていたり、サポートアイテムを支給したりと難易度そのものを調整したような変更が加えられているのだ。しかも、今回からはゲーム内で出来る事が増えていることや、サポートメカが追加されている事などもあり、そういった設備がどのタイミングで利用可能になるのかも含めて、ゲームの進行に変更が出ているので、この際最初からプレイした方がいいんじゃないか? と思わせる部分がある。
ストーリーとしてもNPCの理解をより深めるものが追加されていたりするので、クリアデータをそのまま引き継ぐというのは、もったいないような気がする。
なので、プレイする前段階まで準備した直後に、さてどうしたものか、と悩んでしまった。
ま、おそらく最初からプレイする、という事になるだろうなと思う。
その方が、Directorである小島監督の意図が分かるだろうと。
とりあえず、FF14もある状況でのプレイなので、今すぐ飛びつくようにプレイするかといえばそんな事はないと思っている。
ただ、新たに追加された内容が気になっているのも事実なので、また配達人生を送る事は間違いないだろう。