コレ、ちゃんと許可は取ってるんだろうけど、気をつけないとダメなんじゃないかと思う。
MD/MD互換機用ダライアス
コロンバスサークルから、タイトーの名作シューティングゲーム「ダライアス」のエクストラバージョンが2021年2月25日に発売されると発表された。
価格は7,480円(税込)で、MDおよびMD互換機用としてROMカセットという形態で発売される。
「ダライアス」は、言うまでもなくタイトーが発売した、3画面の横スクロールシューティングゲームだが、今回発売される「ダライアス エクストラバージョン」はそれを1画面に凝縮したものになる。ゲームモードとしては忠実にゲームとして移植した「忠実移植モード」、全26体の巨大ボスが立て続けに登場する「ボスラッシュモード」が用意されており、まさにオリジナルと比較してもエクストラなものになっている。
さらに、この2つのモードそれぞれに「OLD」「NEW」「EXTRA」の3つのモードが選択でき、アーケード版に存在していた各バージョンを楽しむ事ができる。
また、難易度としてもPROCO(Normal)モード、TIAT(Easy)モードが用意され、連射機能などの細かい設定もできる。
ある意味、これだけのゲームモードと設定を持っているあたり、家庭用ゲームとしては順当な作りになっていると言えるだろう。
メガドラミニのものと同じ?
今回のコロンバスサークルが発売する「ダライアス エクストラバージョン」をパッと見た時、ふと思ったのが「メガドラミニ」に追加収録された「MD版ダライアス」のROMカセット版か?」という事である。
40タイトル以上が収録された「メガドラミニ」にも、タイトー監修のMD版「ダライアス」が収録されたが、あの「ダライアス」もMD用のROMに焼けば純正のメガドライブで動作するものだ、と開発陣は言っていた。
しかもその中身は難易度としてもPROCO(Normal)モード、TIAT(Easy)モードが用意されていたり、連射機能があったりするものだった。
そう考えると、メガドラミニに収録されたものをROMカセット版として発売したもの、という解釈もあながち間違ったものではないように思える。
実際の所は関係者でないとわからないが、公開されている情報だけ見れば、大凡当たっているのではないかと思う。
公式サイトに違和感
ただ、そう思いつつもちっょと気になるのがコロンバスサークルの製品情報ページである。
そこにはタイトーのクレジット表記がないのである。
コロンバスサークル公式 ダライアス エクストラバージョン
https://www.columbuscircle.co.jp/products/?id=1601878370-287145&ca=22
JANコードなどが書かれているので、正式に流通にのる製品である事は明白だが、著作を著すクレジット表記がないのである。
ただ、各社のパブリシティページにはタイトーのクレジット表記があるので、おそらくタイトーの許可を得た正式な製品とは思うが、コロンバスサークルのサイトに表記がない事に違和感を感じる。
互換機を発売している関係から、そのあたりはグレーなのだろうか?
どちらにしても、旧作で遊んでいる人にとっては名作が移植される事は喜ばしい事である。最近はコンテンツの再認識が各所で行われ、レトロゲームからいろいろなものが今風に姿を変えて再登場している。
本作も今だからメガドライブをプレイしている人に受入れて貰える製品と思われる。
気になる人はチェックである。
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