やはり今年は加湿器がないと不安なので、買替える事にした。
今度は上部ユニットで
先日、2シーズン使用した加湿器が壊れたという話をBlogで取り上げたが、その後、加湿器の購入を躊躇っていた。
2シーズン使用して壊れるぐらいなら、無くてもいいかなぁ…という安直な考えだったのだが、今年は新型コロナウィルスの影響で、やはり加湿器なしというリスクは無視できないと判断、その後、購入すべき機種選定を行っていた。
前回は、水は上から注水するものの、噴霧ユニットそのものは水タンクよりも下にある製品だった。これによって、注水時に誤って噴霧ユニット側に水を注ぎ込んでしまう危険性があった。
また、加湿器の洗浄においても、噴霧ユニット側に水が入る危険性もあった。今回加湿器が壊れていたのは、おそらく昨シーズンの洗浄の際に何かやらかした可能性も十分考えられる。やはり、加湿器はこの水タンクの配置場所をよくよく考えないと、メンテナンスや運用の時に問題となる可能性が高い。
そこで、今回購入する加湿器は、噴霧ユニットが水タンクの上にくるものにしようと考えた。
つまり、従来は水は重力によって下に落ち、そこから噴霧させる方式だったものを、今回は噴霧ユニットが水を下から吸い上げ、そのまま噴霧するというスタイルの製品を選ぶ事にした。
というか、この方式の加湿器を以前は見た事がなかったのである。
取扱いが楽
今回購入した加湿器だが、ユニットがそのまま加湿器の水タンクのフタになっているので、注水する時はユニットをガバッと取り外して、そこに注水すれば良い。フタをする感じで噴霧ユニットをガコッと嵌めてそれで完了である。
あとは噴霧ユニットから突き出たセンサーとユニットが水を吸い上げて噴霧する。
ある意味、実にわかりやすく水の取扱いが極端に単純かつわかりやすい。これで壊れた…という可能性は以前よりはずっと小さいと考えられる。
ただ、欠点もある。それは噴霧ユニットは普段から水の中に入っているものなので、注水時に濡れているという事である。ま、そんなに大きな問題ではないのだが。
また、今回購入した加湿器はアロマは利用できない。純粋な水道水もしくは次亜塩素酸水を利用する事ができる。私はアロマなど使用したことがないので、あまり意識した事はないが、もしアロマを利用したいというのなら、別の機種を購入すべきだ。
それと、本機はスマートライトでの抗菌機能が付いている。水の中の99.99%の細菌を取り除く事ができるらしい。除菌機能も付いていて注水時のトラブルにも強い…ある意味、理想的なスタイルである。
ただ…どんなに理想的なスタイルであっても、実際に使っていく内に問題点は見えてくる。
今後の運用でそうした問題点は明らかにしていく事になるだろう。
500mlタイプも
で、今回の加湿器購入だが、実はもう1台、購入している。
水タンクの容量は500mlなので、完全に卓上タイプのものなのだが、こちらも上部噴霧ユニットタイプのものを購入した。
大した噴霧量ではないのだが、会社の環境が実に湿度的によろしくなく、それでいてコロナ対策もうるさいので、自分の机の上にUSB給電タイプのものを置く事にしたのである。
あくまでも気休め程度のものだが、実際使ってみると結構な量の水蒸気が出ている感じ。これで8時間程度動作すれば十分かな、とは思っているが、使ってみない事にはわからない。とりあえず、2,000円程度のシロモノなので、安定して使える事を祈る限りである。
好きなタイプを選ぶ
加湿器は、その方式によって価格も規模も変わる。一番有効な加湿器は、実際に加熱した水蒸気が出るタイプの加熱式のものだが、何か問題があったときやけどなどの事故に繋がりかねないので、取扱いが乱雑になるようなら、超音波式か、気化式を選ぶ事になる。ハイブリッド式もあるが、結局熱が出れば事故に繋がりやすくなるので、結局は超音波式か気化式の2択になると思う。
気化式はある意味原始的である分、電気代も安いし雑菌も放出しないが、大きなファンで濡れた布類に風を当てるので、機器そのものが大型化しやすく、また動作音も大きいデメリットがある。
逆に超音波式は小型化できる反面、雑菌に注意しなければならない。この一点が最大の特徴であり、弱点でもあるので、そこさえ抑える事ができれば、超音波式は実に有効に利用できる。
こうした知識で、自分に最適な方式を選び、導入する事をお薦めしたい。