SNK ネオジオMVSXクラシックレトロアーケードというホンモノクラスのドデカイ筐体が発売される。
17インチ画面の筐体
玩拓という会社がある。
会社概要を見ると主な関係会社が中国・台湾系の会社なので、おそらく中華系の企業だとは思うが、この玩拓という会社から「SNK ネオジオ MVSX クラシック レトロアーケード」という、SNKのタイトルを多数収録した、アーケード筐体風のゲーム機が本日発売された。価格は税込54,780円。
予約自体は昨年の12月1日より開始されており、別売りで「Home Arcade Base MVSX ホームアーケードベース」という台座も12,980円(税込)で販売するという凝りようである。
SNKの作品をのべ50本収録し、レトロな本体デザインでありながら17インチのHD画質のスクリーンを持つ。
スクリーン前には1P用と2P用のジョイスティックとボタンが並び、あたかもアップライト型のアーケード筐体のように見える。
SNKのゲームなので、キング・オブ・ファイターズ系、サムライスピリッツ系、メタルスラッグ系、FATAL FURY系、ワールドヒーローズ系、その他Classicコレクション系、スポーツクラシックコレクション系など、1980~1990年代、2000年代のゲームが目白押しである。
見た感じ、英語版っぽい感じだが、日本語にももちろん対応しているので、そのあたりは安心である。
台座でアップライトそのもの
で、前述したように、この「SNK ネオジオ MVSX クラシック レトロアーケード」には「Home Arcade Base MVSX ホームアーケードベース」という、丁度人が立ってプレイできる高さの台座が別売りされる。
その上に「SNK ネオジオ MVSX クラシック レトロアーケード」を載せれば、あたかもゲームセンターにあるアップライト型筐体のように見えるわけで、部屋に「SNK ネオジオ MVSX クラシック レトロアーケード」と「Home Arcade Base MVSX ホームアーケードベース」を組み合わせておけば、ゲームセンターのようなインテリアにもなる。
…いや、インテリアはどうでもいいんだが(爆)
ただ、この台座のアイディアは良いと私は思った。こうした大型筐体のゲーム機は結構置き場所に困るので、台座と合せておけば、固定した置き場所を確保せざるを得ないわけで、逆にその存在感が大きな意味を持つ。
もし「SNK ネオジオ MVSX クラシック レトロアーケード」を購入しようと思っているなら、ぜひとも「Home Arcade Base MVSX ホームアーケードベース」も検討して欲しいところである。
ナムコやコナミも…
このような製品として、私はナムコやコナミにもぜひ後に続くような展開をして欲しいと思っている。
昔のゲームセンターの場合、筐体1つに1種類のゲームにしか入っていない(いや、中には4種類ぐらいから選べるものもあったが)のだが、今なら1台に50本は入れられるわけで、部屋に各メーカーの筐体を1台ずつ置くというのも、なかなか良いのではないかと思う。
個人的には、縦画面用と横画面用の筐体がそれぞれあるのが良いのだが、もしソレがダメなら、過去にEIZOから発売されていたスクウェア型(四角)の液晶パネルを採用する、というのでも良い。そうすれば、縦でも横でも対応できるので、あらゆるゲームに対応できるのではないかと思う。
んー、結構良いアイディアだと思うのだが…だれがクラウドファンディングでもいいので製造しないかなぁ(爆)
というわけで、イロモノといえばイロモノだが、個人的には結構魅力的な製品ではないかと思う。
ま、だからといって今の私が買う、というわけではないのだが…。
(買える環境にあれば買っていたかもしれないが、世の中そんなに上手くいかない)
玩拓 公式Twitter