PlayStation5の抽選販売だが、またしても落選した。
ホントに出荷されているのか?
PlayStation5の抽選販売に関して、発売日である2020年11月12日から、可能な限りの抽選に応募しているが、未だにカスリもしない。
絶対に欲しい、という強い意志の元に応募しているわけではないので、かなりゆるい調査の結果で、引っかかる抽選に応募しているだけ…としても、ここまでヒットしないというのもどうかと思う。
発売して既に3ヶ月に届こうかという状況で、一体国内でどれだけの数のPS5が発売されたというのだろうか?
国内の販売台数を調べられるだけ調べて見ると、昨年2020年の12月までで大凡18万台は国内に出回ったらしい事はわかった。
その後、2021年に入ってもどれだけか纏まった数で販売が続けられているとは思うが、それでも25万台に届くかどうか、という感じではないかと予想する。
だとしたら…この抽選の落ち方は少し変な感じがする。
やはり転売屋の動きを抑えられていない状況が響いているのだろうか?
というか、出だしからこんな調子で販売数が伸び悩むと、プロダクトとして成功しているとはとても言い難い状況である。
前年比40%の大幅増収
そんな中、ソニーが2020年度第3四半期の業績説明会をネット配信し、決算発表を行った。
それによると、ゲーム&ネットワークサービス分野は2020年度第3四半期(2020年10月~12月)において、売上高2,511億円を記録、前年比40%の大幅増収となったとの事。その要因として、PS5の発売によるハードウェアの売上、アドオンコンテンツを含むゲームソフトウェアの増収、だとしている。
また営業利益も267億円と前年同期比で大幅増益したが、PS5本体の価格設定と製造コストの問題や発売に関するコスト増により、PS5周辺では損失となっており、増益は、ソフトウェアやPS Plusなどのネットワークサービス、PS4本体の販売益が牽引した、としている。
結果だけ見ると、ソニーは絶好調のようであるが、解せないのは「PS5の発売によるハードウェアの売上、アドオンコンテンツを含むゲームソフトウェアの増収」という事である。
本来なら、もっと大量のPS5が販売され、もっと多くのタイトルが売れ、増収していないとオカシイのである。
いや、もしPS5が逆ざや収益の製品だったなら(多分逆ざや)、もっと販売数が増えていたらPS5周辺の損失はもっと大きなものになっていたかもしれない。
ソフトの売上で本体の損失をカバーするスタイルなら、発売されるタイトルラインナップがもっと拡充するまで、PS5本体は売れなくても良い、という考え方もできる話である。
そう考えると、今回のソニー好調という情報は、PS5によって落ちた評判を一定回復する要素があるのかもしれない。
ソフトタイトルが揃い、多数のソフトが購入される状態で逆ざやのPS5が増えていけば、PS5本体の損失をソフト販売の売上で相殺する事ができる…そういう考えもあるのかもしれない。
これからの話
こうした流れは、すべてが計算尽くだったとは思えない。
結果としてそうなった、という事かもしれないが、事実としてPS5本体供給が追いついていないのは事実である。
AMDの話では2021年の前半も今と同じような状況で、後半になってようやく生産が追いついていく、という話をしていた。
つまり、まだ半年くらい、PS5はちまちました生産で供給されるという事である。
という事は、徐々に緩和してくるとはいえ、しばらくは抽選販売のような形は継続され、今回のように当選しただの落選しただのを一喜一憂しなければならない、という事である。
そして同時に、転売の影響を受け続けるという事でもある。
転売を防ぐ方法は、メーカー直販のみ、というスタイルにする事だが、そもそも供給量が足りなければメーカー直販にしたところで何かしらの形で転売は行われる。ともすれば、転売を防ぐ方法は十分な供給量をもって対応するしかないわけで、生産計画と販売計画の密接な情報のやり取りで対応するしかない。
要するに、発売日を決める段階で、既に失敗していた、という気がするが…今更そんな事を言っても始まらない。
このような状況で一体だれが得をするんだ? と思ったが、要するに転売屋が得する、という事か。コレ、ソニーの関係者や大型量販店の関係者が転売屋と結託してるとかないだろうな?
…いや、似たような話も過去にあったか(爆)
Sony 2020年度 第3四半期 業績説明会
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/er/
埼玉の、私の住んでる地域の販売?というか抽選は、1週間おきくらいに申し込みしてるげど、二つの抽選タイプがあって、
一つは、店頭で申し込み抽選の用紙をもらって、書いてある抽選用サイトに申し込むタイプ。
もう一つは、完全web完結の抽選。
来店する手間がある分、前者の方が当選率高い?
私は前者で当選し、知人二人も同様だった。
地域差はあるとは思うけど、まめに店舗にも足を運ぶとよいのかも。
ただ、メディアレス版は、どんな形であれ、入荷が少ないのも事実なんで、余計当選率をさげてるのかも…。
PS5くん、そろそろ円盤再生機から卒業させたいんだが、先は長そう…。
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店頭での抽選は、たしかにWeb抽選より当選する確率は高いと思う。店舗に行かなきゃならないから。
ただね…ウチの周辺、やってないのよw
あとデジタルエディション版より通常版の方が最終的にかかるコストは安いと思うよ。
ソフト供給を物理ディスクで取り扱える分、在庫という逃れられない物理法則でソフトが安く買えるチャンスが多くなるので、コストは抑えられるのは事実。
デジタルエディション版の利点はソフトを非物理にできる事と物理的に動作する部品がなくなる事で静粛性が上がって故障が少なくなる事だけで、逆にデメリットとしてはソフト購入コストが引き上げられる事と購入ソフトの売却ができなくなるという事。
あと通常版だとUHD Blu-rayソフトの再生ができるので、映像作品を4Kで見る際にも利点があるかな。
このメリット・デメリットを理解した上で、私はあえてデジタルエディション版を求めているところがあるので、普通の場合は通常版の方がメリットは多いと思うよ。
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