漆黒のヴィランズをようやく終えた気分。
ロールクエスト、完了
この土日で、ようやく漆黒のヴィランズで用意されているロールクエストを完遂させる事ができた。
今までは自分が得意なロールのクエストのみ終わらせていたのだが、タンク、近接DPS、ヒーラーの各ロールクエストに着手できるジョブをLv.80にする事ができたので、一気にロールクエストを終わらせた。
漆黒のヴィランズにおけるロールクエストは、大罪人と言われた第一世界の光の戦士の物語になるのだが、このロールクエストを終わらせる事で、本当の意味での第一世界の過去とそこに生きていた光の戦士の生い立ちを知ることができる。
このロールクエストをクリアしなくても、漆黒のヴィランズは完了させる事はできるし、今月発売した暁月のフィナーレのシナリオに突入する事はできる。
だが、自分が関わった第一世界の情報が少しでも欲しいという人は、ぜひともやるべきだし、プレイする事でより深い理解が得られる。
全てのロールクエストを受けるには、タンク職、物理DPS、遠隔魔法DPS、ヒーラーの各ロールのジョブのどれかをLv.80にすれば受ける事ができる。
私は暗黒騎士、踊り子、赤魔道士、学者をそれぞれLv.80にして、挑戦した。
その他のジョブは、すべてLv.70以上にはしたが、未だLv.80には届いていない。これも地道にレベル上げしないといけないとは思っている。
全てをクリアした後
このロールクエスト、全てのロールクエストをクリアした時に、新たに追加のクエストが発動する。というか、勘の良い人だと、各ロールクエストをプレイしている時に、妙な違和感を感じるハズである。
何かが欠けているのである。いや、自分が知っている事と、食い違うところがあるのである。その食い違いに気づくと各ロールクエストをクリアしただけでは、核心に迫れない事に気づく。
そしてそのタイミングで追加クエストの発動である。
この辺りの話の進め方、実に上手いやり方だと思う。
FF14は、私が知る限り、シナリオの展開の旨さはFinal Fantasy随一ではないかと思う。
拡張パックを発売する度にアクティブプレイヤー数が伸びていくという、MMORPGで大成功を収めているというのが、このシナリオの面白さからくる理由ではないかと思う。
もし、今FF14をプレイしようか迷っている人がいるなら、トライアルプログラムから無料で遊んでみて欲しい。
残念ながら、トライアル版ではLv.60までしかプレイできないので、蒼天のイシュガルドまでプレイできる。Lv.50までの新生編は正直面白いかといわれると、結構微妙なところはあるが、それはダメだった時のFF14からシナリオを転向させるために作られたものであり、蒼天のイシュガルドからが、今のFF14の本番みたいなところがある。
その上でぜひともプレイして欲しい。
…ただ、今は制限がかかっていてプレイできないのだが、この制限が解除されたなら、ぜひ遊んでみたもらいたい。
伏線の回収
先に言っておくと、ここから先は多少ネタバレになる可能性があるので、楽しみたい人は読まない方がよいだろう。…ま、読んでもそんなに深くまで語ってはいないが。
今回のロールクエストの完了が、まさか今までの伏線の回収の一つだったとは思わなかった。
暗黒に飲み込まれた第十三世界から生き延びた存在が、第一世界の行く末に絡んでいたという事実を知ったとき、上手いやり方だな、と本気で思った。
ちなみに第十三世界が出てくる話としては、クリスタルタワー、アラグの三闘神といったシナリオだが、要するに外世界から呼び込まれた妖異が絡んでいる話は、ほぼ第十三世界が絡んでいる。妖異の住む世界「ヴォイド」が第十三世界だからだ。
そして奇しくも第一世界はクリスタルタワーが絡んでいる話なので、当然、第十三世界が絡んできても不思議ではなかったのだが、私はその事に一切気づかなかった。
なので、今回ロールクエストを全て終え、その後発動したまとめのクエストを終えた時、なるほどと深い感銘を受けた。
何か、FF14は話が壮大すぎて、読みが甘くなるなw
FF14には、まだまだ回収されていない伏線が数多く残っている。
それらの伏線は、暁月のフィナーレで怒濤の如く回収されるらしいので、私からすると楽しみで仕方が無い反面、今までやり残している事を少しでも進めて、万全の体制で暁月のフィナーレに突入したいと思っている。
…ま、ディープダンジョンとかエウレカ、南方ボズヤは進められていないけど。
これもソロプレイでなければ終えられていたのかなぁ、と思うと、MMORPGの醍醐味を味わえていない事を改めて痛感する。
というわけで、FF14のプレイはゆっくりとまだまだ続く。