ファンの音がうるさくなってきた…尋常ではなく。
簡易水冷ではあるが…
私が使用するメインPCは、組立てたのが2017年末と既に5年目に突入した状態である。
搭載するCPUもIntel Core i7-8700Kと、Windows11をインストールできるCPUとしてはギリギリのラインで、3年間はメンテナンスフリーとする簡易水冷の期限も切れている事から、各所にガタがきている状況である。
最近、PCを起動する際に回るファンの音が、異音と言ってもいいレベルでうるさくなってきていて、そろそろベアリングの所に問題が出ているのかも知れない。
そういう、音でもわかるレベルで新型に変えたいと思わせる状況が、今の私の状況である。
で、実際の新型への移行だが…未だGPUに決定打を欠くことから、構成を考えては崩す、という事を繰り返している。
というか、搭載するGPUを決めてしまえば、あとは簡単に決まってしまうような感じかと思うのだが、高騰しているGPUから製品を決められない私がいる。
伊達にRadeon VIIなんてスペックのGPUを持っている事が仇になっていて、豊富なビデオメモリを搭載しているが故に、同等量のビデオメモリを搭載したGPUを選ぼうものなら、GPUだけで20万円弱くらいになってしまう。
使用しているモニタの解像度が3,440×1,440と2,560×1440のデュアルモニタである事も、ビデオメモリの量を気にする要因である。
こんなワケで、価格的に高騰する事は目に見えてわかる次期メインPCだけに、GPUの価格がどうしても気になる状況が続いている。
実はモニタのアップデートも…
だが、メインPCだけを変更すれば良い、というワケでもない。
ここ最近のモニタ事情を考えれば、モニタすらもアップデートは避けられないと思っている。
というのも、メインで使用している3,440×1,440のモニタは、8bitカラーにしか対応せず、リフレッシュレートも60Hzである。特にFreeSyncに対応しているわけでもないし、HDR対応でもない。
これはセカンドモニタとしている2,560×1,440のモニタも同じ。10bitカラーというところは違うが、60Hzであり、FreeSyncやHDRに対応しているわけではない。
そう考えると、メインPCも更新しなければならないのと同時に、モニタすらもイマドキのものにアップデートしないと、昨今の事情に追いつかない事になる。
いくらPCやソフトウェアが環境に対応していても、再現するモニタが対応していなければ、その環境を享受する事ができない。
私のPCまわりは、大きな転換期を迎えている、と言っても過言ではなさそうである。
モニタの最適解
こうなるとPCの構成における最適解を探すのも重要だが、モニタの最適解も必要と言う事になる。
一度ウルトラワイドモニタの環境に慣れてしまうと、なかなか16:9で満足する事ができないので、どうしてもモニタも厳選しなければならなくなる。
こういった環境から考えられるモニタは、どれを選んでも高額なモニタにしかならない。
…金のないヤツに限ってこんな状況である。
ある意味、生活レベルを落とすことのできない貧乏人だな、これは(爆)
ただ、43型の4K&HDR&120Hzモニタを置くことができるなら、ひょっとしたら今後価格が下がったモニタが登場するかもしれない。
理由はテレビのパネルを流用する事ができるからだ。ウルトラワイドモニタは、総製造数が限られる為、どうしても価格が上がってしまう。
自分の生活環境が限定されてしまえば、それに合わせてコストも跳ね上がる。
何とも難しい話である。
この先、ロシアの侵攻が原因でいろんなものが高騰するとなると、PCパーツ含めてすべてコストに跳ね返ってきてPCもまた作りにくくなるかも知れない。
ファンの音を聴く度にヤバイなと思いつつ、決定打を欠く今の状況に危機感を感じている。
この先、まだまだ危機感を感じ続けそうな感じである。