ゴールデンウィークに入ったものの、引きこもってるので考える。
一段落した今の状況で
本日よりゴールデンウィークに入った。
昨日はこのゴールデンウィークはエオルゼアに旅行とか行っていたが、今年のゴールデンウィークはもちろんそれだけでなく、平日に出来なかった事をいろいろとやろうと思っている。
とりあえずは、自宅内の家具などの位置の再調整。これは母親が脊椎圧迫骨折によって高い位置に手が届かなくなった事を受けて、もう少し低い位置で家事ができるようにという事。ホームセンターなどに行って、いろいろと対策するための資材を購入、本日よりいろいろと手を入れている。
これをやりつつ、空いた時間でエオルゼアへ…と旅経つ。
基本はこの繰り返しみたいな感じなのだが、それ以外に一つやっておきたいのが、再度メインPCの構成を再調整して考え直したいという事。
モニタを専攻購入するつもりではあるのだが、現状のPCパーツのおさらいをして、今ならどの構成にするのが自分に向いているのか等を知る事で、実際の導入時期の参考にしようと考えている。
ちょうど、今はPCパーツの登場ラッシュは一段落を迎えているところもあるので、そういう事を考えるには向いた時期と言える。
どこまでの性能を求めるか?
今まで、私はメインPCのスペックをミドルハイクラスレベルに設定していた。
これはハイエンドの価格が高騰してきてきた事を配慮した結果で、Intelでいうと、Core i9の登場やXシリーズの登場によって、ハイエンドがさらに上の区分に進んでしまったため。
そしてAMDにしても、ハイエンドはThreadripperという、ソケットが従来のものと異なるもので更なる上位版が登場し、価格が高騰してしまったためである。
と言うわけで、IntelならCore i7レベル、AMDならRyzen7レベルが、私の中核レンジになる。
だが、ここ数年でこの私の想定している中核レンジでも性能はさらに上昇し、より多くの電力消費となり、私の用途で考えるとオーバースペック気味になってきていると感じている。
残念だが、ここ最近のミドルハイクラスは、消費電力が下がらず、性能だけ引き上げられて消費電力は逆に上昇するという状況が続いている。これは7nmプロセスを採用しているAMDとて同じ方向性である。
もちろん、性能は高いに越した事はないのだが、消費電力が大きくなれば、搭載する電源容量も引き上げないと行けなくなるので、導入コストも運用コストも引き上がってしまう。
今の私のメインPCはIntel Core i7 8700Kと6コア12スレッドなので、8コア16スレッドレベルであれば、今よりも高い構成となる。この構成で消費電力が今よりも引き下がるくらいだと助かるのだが、残念ながら今は消費電力を同等レベルに留めるぐらいが限界ではないかと考えている。
そうなると…IntelならCore i7 12600Kクラス以上、AMDならRyzen7 5700クラス以上が、適しているのではないかと考える。
幸いにして…
今回、メインPCを構成するにあたって、幸いと言えるのは、全てのパーツを総入れ替えする、という事である。
なので、CPUだけでなくマザーボードもメモリもストレージも全て入れ替えになるので、性能指標が決まってしまえば、あとはコストとの相談という事になる。
Intel系は性能は良いのだが、マザーボードは比較的コスト高になるのが欠点。AMDはSocket AM4になるため、今後のアップデートは望みに行く構成になるという欠点がある。
性能を採るならIntel系、コストを採るならAMD系というのが、最良の結果になるのではないかと思っているが、前述したようにAMDのSocket AM4は今のRyzen 5000シリーズがラストになるため、未来を見据えるならIntel Core i7 12600Kもしくはその上位のIntel Core i7 12700シリーズが最適かもしれない。もっとも、LGA1700ソケットがどこまで使えるかは今の所わからないが。
また、搭載させるGPUにも悩みが多い。
私はディスプレイの解像度が比較的高めのモニタを使っている事から、ビデオメモリは可能な限り多いものを選ぶ事になる。
そうなると、圧倒的に不向きなのはNVIDIAのGPUである。GeForce RTX 3080系でも10~12GBと、16GBを搭載していない。AMDのRadeonなら、RX6800系で16GBを搭載しているものがあるので、選択するならAMD系が有利かもしれない。もっとも、それでGPUの価格は15万円は下らない事になるので、PCを構成するコストの4割から半分くらいはGPUが占める事になる。
そう考えると、実に今のPCはパーツにおけるコストバランスが異常に見えてくる。
また、CPUをIntel、GPUをAMD…という組合せはあまりオススメできるものではないとも言える。そうなると、未来に向けた事を考えるのはやめて、AMDのAM4のラストで固めるという方法もある。
自作PCは、このように組合せを自由に考えることが出来る事が利点でもあり、また迷いが生じる意味で不利でもある。そこが楽しいと言えばそれまでだが、何度も構成を練り上げ、そして崩すという事を繰り返す事になる。
現時点の終着点
と言うわけで、もし仮に今の時点でメインPCを構成するなら、Ryzen7 5700XとRadeon RX 6800系の組合せで、可能なコストを模索する、という感じになるだろう。
Ryzen7 5700Xを選んだのは、65Wという低消費電力でありながら5800Xを若干下回るパフォーマンスを見せる為。
そしてRadeon RX 6800シリーズを選んだのは、ビデオメモリが16GBあるという事と、パフォーマンスとしてNVIDIA RTX 3070シリーズレベルの性能があるという事。
コストはこれだけで20万円を超えるので、PCとして構成すると30万円クラスのものになるだろうと思われるが、今の時点での私の考えるミドルハイクラスで考えると、30万円クラスは致し方ないのかな、と。
ちょっと前なら、このレベルであっても20万円台半ばといったところだったが、今はGPUが異常なコストになってしまっているので、そこが元に戻らない限りは私が求めた性能を実現しようとしたら30万円は下回る事はないだろう。
というわけで、自分が理想とする最低ラインで考えても、30万円を下回らないという事は確実に見えてきた。となると、それなりの覚悟をもって構成を考えていく必要がある。
というわけで、今度はもう少し詳細な価格でもって構成を考えてみようと思う。
予想ではなく、現時点で購入した場合の実コストを積み上げてみてシミュレーションしてみれば、また違ったものが見えてくるような気がする。