通院で仕事を休んだその隙間時間にササッと行ってきた。
優良運転者講習
運転免許証の更新の時期が来ていた。
それで先日メガネを新調したのだが、誕生日の前後1ヶ月の間に更新という事なので、誕生日前だが行ってきた。
今回、更新の連絡として届いたハガキには、優良運転者講習という名目で書かれていた。
5年と40日の間、無事故無違反だった、という事である。
私は運転免許を取って16年間は、ずっと無事故無違反だった。だが、仕事中の運転で隣席にいた上司に入った車線が違うと言われて、慌てて車線変更した事によって、それが車線変更禁止の場所だった事が問題となり、運悪くその場にいた警官に止められた。
ま、車線変更したのは私だから、私が悪いのだが、それが一番最初の違反歴となった。
その後、ゴールド免許だったものが青色免許に変わり、それでも違反をしないでずっと絶えていたのだが、不注意な事で今度はスピード違反でキップを切られた。これが2度目。
これらの影響で私は8年以上もの間、青色免許だったわけである。
驚いたのは、青色免許には2種類あり、3年更新の青色免許と、5年更新の青色免許があるという事。実は前回の更新時に私はゴールド免許に復帰できると思っていたら、そうならなかったのである。
…私が運転免許を初取得した時には、5年の青色免許があるとか習わなかったと思ったが、道交法の改正でいろいろ変化しているらしい。
で、長い時間をかけて今回、ようやくゴールド免許復帰である。
優良運転者講習は、そんなゴールド免許を取得する人の講習であり、更新時に受ける講習時間はわずか30分である。
メガネを新調したのに…
で、更新は朝一番に行くことにした。その後に通院が控えていたからだ。
30分講習という事が判っていたので、間に合うと判断した。
で、いざ更新となると、イマドキは更新の手続きもいろいろと変わっていて、過去の運転免許証から基本情報を閲覧できる事から、手続きが恐ろしく早い。
必要書類のいくつかに署名したり、質問にチェックを入れたりするだけで、あとは最終的に更新料を支払うぐらいである。
ただ、当然あるのが視力検査。
これで両目で0.7以上あれば合格なのだが、私は左眼のみで見るところで、1問間違えてしまった。
あれ?
これがないようにメガネを新調したのに…。
結局、視力検査の質問がポンポンと増え、何度か確認した後、無事合格となった。
結果論から言えば合格したので良いのだが、1問間違えた事で焦る私のメンタルの弱さに呆れた。
講習は新しい道交法情報がメイン
視力検査が終われば、あとは講習を受けて免許を受取って終了である。
30分の講習しかないので、その講習の中身は現状の交通関係の情報がメインで、道路交通法の変更ポイントなどの説明が行われる。
今は、特に飲酒運転やあおり運転、危険運転の厳罰化の話が主になる。
まぁ…私の場合は酒飲まないし、あおれる程良い車に乗ってないし、まず該当する事はないのだが、危険運転となる該当するであろう項目も7項目から10項目へと増え、厳罰化が進んでいる。気をつけねばならないポイントだ。
また、免許更新に際して期限を越えてしまった時や越えそうなときにどうすれば良いかなど、制度の説明もあった。
案外いろんな事ができるという事を改めて知る。ま、私など海外に行くこともないだろうから、該当する事はないが、1年前から申請すれば更新できたり、或いは更新時期を半年すぎてもどうにかできたりと、救済措置はある。一部は知っていたが、知らない事もあったのは道交法の改正があったからかもしれない。
あと、5年前から気になっていた中型車の区分に関しても説明があった。今はさらに細かく分けられたようで、準中型車とかいう区分もできたらしい。
年齢によって、取れる区分に制限が出来、今度はそれが原因で18歳で就職しても乗れる車がない、なんて事が問題視され、自動車連盟トラック協会とかが泣きついた…というのが真相のようである。
こんな説明を30分で全て説明できる訳がない。一部抜粋で説明されているので、実に断片的でただの注意喚起にしかならない講習だと思うが、この注意喚起に意味がある、という事なのだろう。
そして30分後、印鑑を押して無事更新完了である。
というわけで、8時30分に受付開始だったが、最終的には9時40分ごろには終わってしまった。免許センターの混み具合によって時間は変わると思うが、一地方の免許更新なので、こんなものである。
あとは…このゴールド免許の維持に力を注ぐのみである。
ま、今は自宅と会社の往復がほぼメインなので、スピード違反とかそういうのもまずはないと思うが、気をつける事は重要である。