収録作全て発表。実はまだ購入するか決めかねている自分がいる。
60タイトルを収録
セガが、10月27日に発売する家庭用ゲーム機「メガドライブミニ2」の話が出たのは、もう随分と前の事だと思う。
収録タイトルを少しずつ公開していき、全5回に分けて10タイトルずつ発表し、毎回追加発表を加えて最終的には60タイトルを収録するという大盤振る舞いとなった。
収録タイトルの中に「アフターバーナー2」やスターブレードなどがある事から、かつてX68000用に発売されていたアナログスティックコントローラー「サイバースティック」までもが、メガドライブミニ2用に用意される事となり、異様な盛り上がりを見せていたが、今回の収録タイトル発表で「スペースハリアー2」が含まれた事で、それにもアナログスティックが対応する事が発表された。
なお「スペースハリアー2」は、以前発売した「メガドライブミニ」にも収録されていたのだが、今回収録されるのは、なんとスプライト(ゲーム内でキャラクターを表示するキャラクターセットのようなもの)の拡大縮小機能を持たせた仕様のもので、より大きなキャラクターが動き回るスペースハリアー2となった。
また、このスペースハリアー2には、オプションの中で前作「スペースハリアー」を選択す事が出来る様になっており、事実上2作が遊べる仕様になっているとの事。私個人としてはオリジナルのスペースハリアーに思い入れがあるので、これは嬉しいサプライズである。
このように、セガから発売される製品は、とにかくユーザー視点で考えられているところがとても良く、みんなが待ち望んでいた仕様で発売してくれる良さがある。
本来なら、私も予約を入れて購入…と行きたい所なのだが、実はまだ予約をしていない。
価格的に10,978円は安くはないが、これで60タイトルが収録されている、と考えれば安いとすら思えるのだが、現在、購入する製品に優先順位を付けているため、まだ最終的に購入するかを決めかねている。
うーん、自由にならないもどかしさである。
メガCDタイトル
今回のメガドライブ2には、メガCDタイトルがかなり含まれている。
メガCDは大容量かつCDクォリティの音楽で遊べるタイトルで、当時私も目がCDが欲しかったところだが、高価だったことから、購入には至っていない。
当時特に遊びたかったのは、シルフィードとスターブレードで、その他にメガドライブRPGの金字塔「ルナ・シルバースター」、その続編の「ルナ・エターナルブルー」が遊びたくて仕方がなかった。これら全てがメガドライブミニ2に収録されているので、本製品の魅力がとても高いのは理解している。だから欲しいとは思っているのだが…。
あと、メガCDタイトル以外でも魅力的なタイトルが多いのは、前述したとおりだが、予想外に収録されていた作品として、グラナダとエクスランザーがある。
これはどちらもウルフチームという、元々日本テレネットというメーカーの内部にあった開発チームが制作したタイトルだが、当時X68000でグラナダが発売された時、私としてはこれがメガドライブに移植されるとは思っていなかった。結果的にグラナダはメガドライブに移植され、さらにエクスランザーという新タイトルまで発売されたワケだが、よく版権問題をクリアできたな、と改めて思う。
旧作を再発売する、というのは、こうした版権との戦いでもあるので、セガは実に気合いの入り方が違うと感じる。
欲しいモノを集めると高い…
今回のメガドライブミニ2だが、全開のメガドライブミニと同じく、モックではあるがメガドラタワー2という、メガドライブミニ2とメガCD2を合体させるモックが発売される。
前回のように、そうしたモックで以前の姿のミニチュアを再現できるのだが、それに合わせるパーツ類などもエビテンで予約を受け付けていた。
現在は予約を既に締め切っているが、突然予約を再開する事もあるので、未だ欲しいという人はサイトをこまめに確認する事をお薦めする。
エビテン
メガドライブミニ2+メガドラタワーミニ2 DXパック
セガタイトルコレクターズエディション
https://ebten.jp/p/7015022102701
また、前述したサイバースティックに関しても、エビテンで今は予約を打ち切っているが突然再開する可能性がある。価格は19,000円と高価だが、Windowsでも利用できるアナログスティックなので、個人的にはこのサイバースティックも本当に欲しいデバイスである。
仮に、これらを全て購入する…となるとおそらく総額では5万円近くになるとむ予想される。
流石に高すぎるだろ、と思うが、熱狂的セガマニアからすれば、お布施みたいな金額なのだろう。
私はとても無理な話だが。
というわけで、メガドライブミニ2の収録タイトルは全て公開され、あとは発売を待つだけになった。
当Blogで毎回ネタとして追いかけてこなかったのは、私の家庭状況がそれどころではない状況だったからだが、サービス精神旺盛な名機だと言えるので、レトロゲームファンのみならず、興味のある人にはお薦めしたい。