「食器を洗う」+「収納する」という事を合わせる。
使う食器は数種類
母親が入院して、今現在自宅で食事するのは私一人という状況。
母親が仮に自宅にいたとしても、食事は要介護の母と私とでは食べるものが異なる事から別々で用意する事になるので、結局準備という意味では一人分を準備して片付けるという事を2サイクル行う事になる。だから、ふと気がついた。
使ってる食器、毎回ほとんど同じだな。
かつて父親がいて、母親がいて、私がいた時には、母親がいろいろな料理を作っていたことから、食器は結構多彩に使用していた。
大きなものから小さなもの、深いものから浅いもの、四角いものから丸いもの、と実に多種多様である。
だが、今は比較的小さな皿、形はいろいろだが、それでも3~4種ほどを使うのみで、御飯茶碗から私と母の違いがあるぐらいである。
こうなると、食器棚は結構邪魔な存在だなと思うようになってきた。
もちろん、突然全く異なる食器が必要になる事もあるので、いつも使っているものだけで良いというわけではないが、明らかに今常備している食器は多すぎるし、場所も撮りすぎているとわかる。
これも、年齢含めた状況の変化から生まれた生活変化だという事は判っているが、今後、これらを処分する必要が出てきた時に困るな、と多少心配になる。
では理想の形とは何なのか? と考えた時、そもそももっと効率化できるんじゃないかと思った時にコレを見つけた。
洗ってそのままのスタイル
食洗機という家電がある。
正直、食器ぐらい自分で洗えよと長年思ってきたが、もしこの食洗機が食器棚だったらどうか?
つまり、生きていく上で使用する食器が限られているなら、食洗機の中で洗浄と保管を兼ねてしまえ、という考え方である。
ああ、なるほど。
考えて見れば当たり前すぎる話ではあるが、食洗機の中を食器棚として使用する事で、食器棚の中の食器を減らし、かつ使用する食器を即座に取り出して使用する事がいとも簡単になるなと気づいた。
もちろん、毎回同じ食器を同じだけ使用するとは限らない。いくつかは違うものと入れ替えたりする事もあるだろう。だが、その量は決して多くはないはずで、それならその使う時に食器棚から取り出して入れ替えればいいだけである。
その事に気づかせてくれたのが、Panasonicのパーソナル食洗機「SOLOTA(NP-TML1)」である。
SOLOTA プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230117-1
SOLOTA 製品情報
https://panasonic.jp/dish/products/NP-TML1.html
これだと、食器洗いから解放されるだけでなく、その後の収納という手間もある程度は軽減される事になる。
今まで私の中で持っていた食洗機の概念をやんわりと覆してくれた事に感謝したい。
欲しいけど今は無理
このSOLOTAだが、正直すぐにでも欲しい家電ではあるのだが、今の住居では設置も無理だし、そもそも効率的にならない。給水は良いとしても排水を考えた時、置ける場所がないのが問題である。
だが、考え方としては至極効率的かつ真っ当だと思っていて、もし可能なら引越しした後には導入したいものでもある。いつ引っ越せるかはまだ別の問題だが、食器類なども大幅整理する必要があるし、その際、モノは圧倒的に少なくなるので、その後の運用を見直す時に、この食洗機という選択肢はとてもアリだと思っている。
ただ、普通の食洗機だとデザイン的に食器棚のイメージがない。
SOLOTAが優れているのは、そのコンパクトさだけでなく、食器棚として利用するデザイン製にある。如何にも家電ですという主張があまりなく、自然に見えるのはとても良い。
サブスクリプション
このSOLOTAだが、月額1,290円(税込)という定額利用サービスが用意されている。
最初の3年は1,290円という月額だが、37ヶ月目以降は月額330円(税込)となるので、実質46,440円支払った後は、保証料として330円支払えば、故障しても修理費はかからない自己負担額なしで運用が続けられる。
もっとも、本体を定額で購入した時の価格が37,620円(税込)なので、8,820円分が高く付くという事になるが、最初の36ヶ月分も保証料を支払うと考えると、その保証料は245円という計算になるので、結果的には割安になると言えるかも知れない。
修理費をどう考えるかにもよるが、使い始めた後に多額の出費は抑えたい、という人であれば、サブスクリプションという選択肢はアリなのかもしれない。
SOLOTA定額サービス
https://ec-plus.panasonic.jp/store/page/sbsc/dish_NPTML1/
現在大人気のようで、商品がすぐに届かないようだが、コンセプトを考えれば、大人気になるのもうなずける話である。
私の場合は本製品を導入する前に解決しなければならない事が多いという事、そしてそれらがとてつもなく大がかりな事もあって、今は検討できないが、気になる人はチェックしてみてはどうだろうか。